奥田さんの個展から、猫魚姫さんの個展へ行った。
本来、こういう感想は、新鮮なうちに書くべきだが、まあいいや(笑)。
写真に写っているのは、猫魚姫さん御本人です。
猫魚姫こと、イラストレイター川和千鶴さんです。
ギャラリーにはどれくらいいたのでしょう、長々と座り込んで談話した。
猫魚姫さんの世界は、一言で言うと、楽園の愛の世界だ。
南の島、南の海、その楽園での愛にあふれる、自然と癒しの世界。
そこでは、いつも猫魚姫(にゃんぎょひめ)という独特のキャラが、幸せそうにしている。
ウクレレなどを弾きながら、愛の世界に揺られていられるのだ。
ほっと息を抜ける安らぎの世界が、そこにはあった。
だが、猫魚姫さんは、ただ、のほほんと安息の世界を描いているのではない。
きっと、いろいろな悲しみや苦しみも、超えてきたのだろうと思う。
海外旅行も20回を超えるらしいが、楽しいだけではない。
むしろ、取材のために大変な労力を費やしてるらしい・・(笑)。
お絵描き教室で、子供たちを教えているというが、子供も好きなのだろう。
彼女の素朴な絵は、飾りのない純真な心にも通じているようだ。
あれやこれやと感じたことはあるが、猫魚姫さんは、芸術家です。
いや~、それも、なかなかに肝の据わった人物である。
彼女の前世は、きっと、タイかフィリピンの王宮の女性だったに違いない。
写真の後姿がもったいないくらいの美貌の方でもあります。
すばらしき猫魚姫の世界に、幸あれ、とギャラリーを出た。
その楽園気分の帰りに、俺は、大雪に降られたのであった・・(笑)。