なにやら、いい年こいて、ホームシックにかかってしまったのかな・・。
ひたすら、故郷が、悲しいほどに恋しいのだが・・・・。困ったな。
写真は、うちの近所の山々です。山が青いです。
神秘的なほどに青い山々・・。
宮崎県の中でも、西都市は、古墳がそこら中にあり、
古事記にある神話や伝説がごろごろしてる土地です。
わりと年の近い親戚のNちゃんに、田舎の堤防を歩いて会いに行ったんですが、
向こうから自転車に乗ったおっさんがやってくると思ったら、Nちゃんでした(笑)
向こうは向こうで、「なんじゃろな?写真なんか撮っちょる珍しい人がおるが~」とか思っていたそうな・・。
Nちゃんとは、子供のころからの仲良しで、正月になると必ず宴があって、
親戚中からお年玉をもらって、近所のみんなと遊んでました。
Nちゃんは、一言で言うと、純朴そのものの宮崎県人です。
都会には絶対に存在しないタイプの、完全無欠の純朴な田舎の人間です。
まあ、約10年ぶりでしたが、お互い、なにやら年を重ねてしまった感がある。
いろいろ話をしたけど、専業農家は大変だと知りました。
最近は、異常気象による大雨で、洪水が起きて、いっぺんに収穫がゼロになり、
干ばつも重なって、かなりの借金もあるとのこと・・・本当に胸が痛む思いがします。
自分が金持ちならば、全部、肩代わりしてあげたいくらいです。
なんででしょう・・・!?
農業が好きで、純真な気持ちで、一心に農業に打ち込んでいる後継者たちが、
なぜ、莫大な借金を背負わねばならないのでしょうか・・・。
弟がJA(農協)の人間なので、この問題を聞いてみましたが、
それなりに対策は考えているものの、遅々として進まないそうです。
これからの農業は、個人でやっていては絶対にダメで、
JAが、土地を借り受けて、会社経営のような形でやらなければ、乗り切れません。
もう、そういう時代に変わってきているんですね。
早く転換しなければ、地方の農業は廃れるばかりです。
東国原知事は、宮崎の都城弁で「どげんかせんといかん」と言いましたが、
俺は、西都市の言い方で「どんげかせんといかん!!」と思っています。
この青き山々の麓では、農家がそういった深刻な問題を抱えているのです。