本日行われた講演会では、「若者よ、失敗をせよ!、9回失敗してやっと1回成功するのが当たり前」。
そして、短期的なことばかりじゃなく、自分の人生では達成できないほどの研究でも、次世代の人につないで出来たらそれでもいいじゃないかという長期的な考え方も持って欲しいとも。
「暗闇でバットを振っていた思いはその通りです。ただ、見えないけれどもボールが飛んでくるのはわかっていました。なぜかというと、今回一緒に受賞することになったジョン・ガードン先生(英ケンブリッジ大教授)が非常に難しいけれども、そういうことができるということを、1962年、私が生まれた年に示されていた。
私たちには早すぎて暗くて見えないんですけど、そういうボールがきている。それが分かっていたからこそ研究を始めた。そのガードン先生と共に同じ賞をいただくのはこの上ない喜びです」
普段は「大阪のおじさん」と呼ばれている京都大の山中伸弥教授、まだまだ出てきそうで楽しみです。
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