2月23日(水)
自転車のルールは知っている。でもこんな走り方は危ない。どうやって走ったらいいんだ?という道を取り上げてみよう。皆さんで考えてコメントしてほしい。
危ない自転車横断帯
自転車横断帯がある交差点では、自転車は自転車横断帯を走らなければならない。
自転車社会学会の門岡 淳さんが詳しく説明されている。
交差点における通行方法も非道いなあ!(交差点における自転車の通行方法)第六十三条の七
大きな交差点には自転車横断帯が設置されているので、法律的にはここを走らなければいけない。
でもとっても危険。
厚木市文化会館前の交差点 黒矢印のところが自転車横断帯。
自転車はこの車道を走ってきて、バイクの後にいたとする。直進するためには矢印の自転車横断帯を走り、交差点を抜けたらまた車道に戻る。自転車横断帯を走る前も走った後も危険。
自転車横断帯を走ったら、また車道に出なければならない。黄色矢印の通りに。・・・なんか信号無視して走っているように見えるが。
こんな危ない法律は早く改正させよう。
自転車はどこを走ったらよいのか
上の写真の続きで、また車道に戻って走っているとする。道路は片側3車線で、自分は標識の通りに国道129号で平塚東名方面へ行きたいとする。
自転車は車道の一番左を走らなければならないので、バイクの後を走っていると国道246号の伊勢原方面へ連れて行かれてしまう。この道路は伊勢原方面が平塚方面行道路の下をくぐって右に曲がっているのだ。
この場合自転車は、車の間をぬって真ん中の車線(黄色矢印)に出なければならない。
当然車のスピードは速く、車が走っている間は真ん中の車線に出ることはできない。
いったん左車線(白矢印)に停止していて、車の流れが途切れた時真ん中の車線に出るが、あなたならこんな場合はどうする?
自転車は自転車道を走らねばならない
つい先日、厚木市にも「自転車道」が設置された。
今ここでは、車道を走ってきた自転車を「自転車道」に降ろすため段差を減らす工事を行っている。
走り方の説明を聞かないと正確なことはわからないが、これが設置してある道路では老人・子供・障害者・その他やむをえない事情がある時を除いてここを走らなければならないようだ。
自転車社会学会の門岡 淳さんの自転車道なんか要らない(自転車道の通行区分)第六十三条の三
この写真の「自転車道」は矢印が書いてあるので一方通行のようだ。これから反対車線にも設置されるのだろう。このように徹底されれば逆走してくる自転車も無くなり、喜ばしい。
この「自転車道」の説明は市民を集めてしないといけないね。
自転車のルールももっと市民に浸透させないといけない。みんなは知らないんだから。トンサンも自転車で遠出するようになってから「えっ、自転車って車道を走るの?」だったんだから。
ん、一つ問題があるな。「自転車道」は「普通自転車」しか走れない道だ。
ということは、今まで道路端を走っていたリヤカーや耕運機はそれよりも道路内側を走らなければいけない。宅配会社のトレーラー付きの自転車も「普通自転車」ではないので、ここを走れない。現実には走るようになるのだろうけど。