9月29日(木) 晴れ
昨日 夕飯を食べようと食卓についたら おかあが
「顔や名前を出すこと無いじゃない」とテレビに向かって言った。
何のことかと見ているとフジテレビの「スーパー特報」と言う番組で特別養子縁組を取材した放送だった。
名前は仮名だったが顔にモザイクはかかっていなかった。
親戚や近所にまで養子をもらったことを公表し、お祝いされていた。
トンサンは「血なんかつながって無くたっていいじゃないか」と言った。
おかあは「子供が大きくなったらなんて言われるか・・・」と言う。
トンサン「親がしっかりしていればいいんだ。子供もしっかりする。」
おかあ「そこはどうしても意見が合わないわね」
トンサンは自分が産んだんじゃないので「自分の子」という意識が薄いのかもしれない。
男と女の違いかも。
トンサンは家族と言うのは血のつながりではなくて、一緒の家で苦楽を共にするから家族だと思っている。
だから血なんかつながっていなくたって、一緒に暮らす縁があればそれはもう家族なのだ。
昨日かおとといのNHK連続ドラマ「おひさま」で、陽子の家に住まわせてもらっている杏子に対し、陽子は言った。
「あなたは私の子供ではないし、私はあなたの親でもない。なのになぜ一緒に暮らしているかと言うと、あなたが好きだから。あなたと暮らすと楽しいから。」
トンサンは「そうだよな。それでいいじゃないか。」と思いながら・・・思い出した。
前のNHK連続ドラマ「てっぱん」もそうだった。
真知子が夫に向かって言った言葉。
「あんたなんて言ったと思う。『かわいいのう』って言ったんよ。それだけでいいじゃないの。」
あかりは「かわいいのう」で村上家で育てられた。
うーん、今思い出しても涙が出てくる。
その時のブログ
連続テレビ小説 てっぱん・・・つい涙が・・・
「かわいいから自分の子供として育てる」 「好きだから一緒に暮らす」
これほど固い絆(きずな)があるだろうか。
素直に考えればいいのだ。素直ほど強い力は無い。決して外圧には負けない。
画像はNHKのサイトから