今日は一番の冷え込み。
風が強く、吹き飛ばされそうになりながら
ツルツルになった道路を自転車で走る早朝。
とにかく忙しい。
自分の時間がない。
仕事も忙しくて
休憩もできずに、昼食も食べずに働く。
そして、そのあとぐったりしたいのだが
病院に行く。
父、母の双方の担当医師と話をする。
2人とも
明後日には退院することになった。
母の様子から、退院は早いのではと思ったが
今の時代は、退院をできるだけ早めるんだね。
年末ということもあるので
切った以上は、もう終わり、という感じ。
両親は2人とも
ステージⅢAだった。
抗がん剤は使わない方向。
あとは経過を観察するだけ。
それでよい、と思った。
抗がん剤の副作用についてよく目に、耳にするが
年老いた2人は
抗がん剤は使わない、ということにした。
父に会えば
屁理屈、形式にこだわる人なので
はいはい、と私は抵抗もせずに返事をして
その場を早く切り上げる。
ここに全てを書けばいいのだが
それさえ
面倒になる。
母は
以前の正常なときの厳しさとかヒステリックな状態は軽減され
哀れな部分を垣間見る。
唯一、彼女と血のつながりがあるだけでも
よかったと思っている。
遺産相続放棄の件、
私の中でほぼ受け入れている。
一番は法定相続がよいかと思ったが
父と縁を切れるという(いや、切れるかどうかは定かではないか)のが
ある意味、ホッとするのかもしれないね。
あの口調、あの思考、あの押し付け、
解放されることのほうが大きい。
それも導きだと思えば、受け入れられるだろうに。
自然なこと、と受け止めよう。
与えられたものと受け止めよう。
もう
父とはなるべく揉めたくない。