銀右衛門文庫の経済動向

昨今の経済動向をピックアップします



勧誘や営利目的ではありません
あくまで個人の趣向の範囲とご理解下さい

7月5日

2013-07-05 | 経済動向
東京市場は反発が予想される。今晩の米雇用統計の発表を前に商いは手控えられる可能性はあるが、序盤は円安定着や欧州株の上昇を好感し先物主導で堅調な展開が予想される。祝日明けの米国市場の思惑が生じやすい米株先物の動きや上海総合指数の動向などは、変動幅を左右する大きなファクターとなろう。

日経平均の予想レンジは14050円-14179円。

5日線(13940円)を意識して伸び悩む展開が予想される。来週後半までにいったん下押す場面が予想されるが、25日線(13277円)が上昇に転じたことで、一目均衡表上では上昇基調にある転換線などがサポートになる公算が高い。短期的な上値メドは、週足の転換線14179円、14800円処、15400円処など。下値メドは、基準線13290円、12920円処、6/13安値12445円など。変化日は7/5-8、12-16、23-24前後となる。

4日のNY株式市場は独立記念日のため休場。CME225先物の時間外取引(円建て)は、昨日の大証日中終値と比べ165円高の14155円で終えた。一方、欧州主要市場では、FT100指数は6421.67+191.80、独DAX指数が7994.31+164.99と大幅高となった。欧州中央銀行(ECB)による緩和的金融政策を好感。ポルトガル政情不安がやや後退したことや、エジプトで暫定大統領が就任したことも買い戻しの要因となった。