銀右衛門文庫の経済動向

昨今の経済動向をピックアップします



勧誘や営利目的ではありません
あくまで個人の趣向の範囲とご理解下さい

4月19日

2017-04-19 | 経済動向
東京市場は軟調か。米国株がゴールドマン・サックスやジョンソン・エンド・ジョンソンの決算が売り材料となり反落。ドル円は足元で108円40銭近辺と、やや円高に傾いており、きのうとは逆で、米国株安と円高が日本株の重石となる展開が想定される。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて110円安の18330円、ドル建ては60円安の18380円で取引を終えた。 米企業の決算に対する期待は高いだけに、注目度の高い銘柄が決算で下げ、それに対して米主要3指数も売り反応となったことはネガティブ。他の決算を見極めたいとの見方から、極端に下げる動きにはならないとみる。ただ、週末にフランス大統領選挙を控えたこのタイミングで、イギリスのメイ首相が6月に総選挙を実施すると発表しており、全体的には様子見姿勢が強まりそう。上値の重い地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは18280円-18450円。

4月12日

2017-04-12 | 経済動向
東京市場は小幅安か。ドル円相場が1ドル=110円を割り込み、序盤は輸出関連株の下げが指数全般を押し下げる展開が予想される。一方、欧米市場は弱含む展開となったが、米主要指数は引けで持ち直しており底堅さは確認できた。 週末のオプションSQを前にドル円相場の動向次第では荒れる可能性はあるが、米国市場と同様の展開が予想され、後場にかけては持ち直す公算が大きい。日経平均株価は4/7の直近安値に対して2番底を探るイメージだろう。 2月決算が確認できた小売株や、売られ過ぎた不動産株などには見直し買いも散見され、個別物色に対する意欲は減退している様子はない。きょうは寄り前に2月機械受注の発表がある。昨日発表された3月工作機械受注が過去3番目の水準になったことで、結果次第では設備投資期待から小型の機械株などが物色対象になりえる。機械株も円高で序盤弱いスタートかもしれないが、下値買いセクターとして注目だ。 CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて70円安の18640円、ドル建ては15円安の18695円で取引を終えた。日経平均の予想レンジは18550円-18700円。

4月5日

2017-04-05 | 経済動向
東京市場は反発か。欧米株はそろって上昇。原油価格の上昇を受けてエネルギーや資源関連に買いが入った。ドル円はリスク回避の円買いが一服し、足元では110円80銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて80円高の18900円、ドル建ては145円高の18965円で取引を終えた。欧米株高を受けて買い優勢の展開が想定される。米国株は小幅な上昇にすぎないが、日経平均はきのうの下げ度合いが大きく(172円安)、海外市場の落ち着きは強い買い材料になる。原油の上昇はリスク・オンすら意識されること、ドル円が朝方にかけて一段と円安に振れていることなどを鑑みると、売り方の買い戻しも巻き込み、大幅上昇の可能性もあるとみる。予想レンジは18800円-19000円。