銀右衛門文庫の経済動向

昨今の経済動向をピックアップします



勧誘や営利目的ではありません
あくまで個人の趣向の範囲とご理解下さい

3月26日

2014-03-26 | 経済動向
東京市場は買い優勢となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14450円-14550円。米景況感の改善など外部環境の落ち着きを背景に、朝方から買い戻しが入り、3月期末の権利付最終売買日ということもあって幅広い銘柄に物色の矛先が向かうとみる。また、装着型ロボットの開発・製造を手掛けるサイバーダインが本日、東証マザーズに上場する。注目度の高い銘柄だけに、短期筋を中心に思惑買いが中小型株の周辺銘柄に向かう可能性もありそうだ。

25日のNY株式相場は3営業日ぶりに反発。市場では景気見通しに対する安心感が広がり、自律反発を促した。ダウ平均は前営業日比91.19ドル高の16367.88ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比7.88ポイント高い4234.27ポイント、S&P500は前営業日比8.18ポイント高の1865.62ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は大証日中終値と比べ95円高の14355円、ドル建ては150円高の14410円で終えた。

3月25日

2014-03-25 | 経済動向
東京市場は小安い展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14150円-14250円。G7で特に目立った材料が出なかったほか、米株市場Rの下落や前日の日本株の大幅上昇を勘案すると、ハイテク株を中心に売り先行で始まることが想定される。一方、26日の権利付き最終売買日を前に押し目を拾う動きも期待されるため、大きく売り込まれる可能性は低いと見ている。足元では売買代金2兆円越えの商いが続いているが、材料難とみられる本日も同様の水準をこなせるか注目したい。

24日のNY株式相場は続落。米中の製造業PMIの悪化が全体のセンチメントの重荷となった。ダウ平均は前営業日比26.08ドル安の16276.69ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比50.40ポイント安い4226.39ポイント、S&P500は前営業日比9.08ポイント安の1857.44ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は大証日中終値と比べ110円安の14290円、ドル建ては50円安の14350円で終えた。

トレーダーズウエブより

3月20日

2014-03-20 | 経済動向
東京市場は買い優勢となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14350円-14600円。注目された米FOMCでは利上げ前倒し観測が浮上したことで、為替市場はドル買い・円売りの流れとなっており、輸出関連株にとっては追い風の状況といえる。3連休を前に手仕舞い売りも想定されるが、CME225(円建て)やADRの推移から下値不安はないとみられる。日経平均は200日線(14505円)を超えるかがポイント。前日も終値ベースで同線を下回っているだけに、強い抵抗帯として意識される。主力株では、為替差益拡大が伝わった王子HD、8期連続で実質増配となるカカクコムなどが材料視されそうだ。

19日のNY株式相場は反落。米連邦公開市場委員会(FOMC)における量的緩和(QE)縮小の規模は市場予想通りであったものの、イエレンFRB議長の会見や四半期経済予測を受けて早期利上げ観測が台頭し、株式相場の重荷となった。ダウ平均は前営業日比114.02ドル安い16222.17ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比25.71ポイント安の4307.60ポイント、S&P500は前営業日比11.48ポイント安の1860.77ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は大証日中終値と比べ80円高の14500円、ドル建ては155円高の14555円で終えた。

3月19日

2014-03-19 | 経済動向
東京市場は小動きとなりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14200円-14450円。ロシアと欧米との関係悪化に歯止めがかかりそうな状況から、市場心理の改善が期待される。一方、米FOMCの結果を見極めたいとして商いを手控える可能性もあり、前日の東証1部売買代金(1兆6765億円)並みにとどまれば、物色は値動きの良い中小型株に集中するだろう。寄り付き前には2月貿易統計が発表される。市場予測の中心値は6000億円程度の赤字が想定されている。また、14時から都内で黒田日銀総裁の講演が開かれる。金融政策に関する発言があれば、大引けにかけて動意付く場面もありそうだ。主力株では、増額修正の旭化成、営業利益率10%以上を目指す次期中期計画の考えを示した日立などが注目される。

18日のNY株式相場は続伸。プーチン露大統領がウクライナのさらなる分割を目指していないことを述べたことでウクライナ情勢への懸念が和らいだほか、予想を上回る建設許可件数を好感した。ダウ平均は前営業日比88.97ドル高の16336.19ドルで終えた。 NASDAQは前営業日比53.36ポイント高の4333.31ポイント、S&P500は13.42ポイント高い1872.25ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は大証日中終値と比べ25円高の14365円、ドル建ては75円高の14415円で終えた。

3月18日

2014-03-18 | 経済動向
東京市場は買い優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14200円-14500円。クリミア自治共和国の住民投票に対する欧米市場の反応は限定的だったこと、米経済指標の改善などポジティブな材料が出ており、ADRも軒並み上昇したことから、寄り付きから買戻しが入る展開となるだろう。日経平均は前日まで4日続落しており、戻りのメドとしては200日線(14504円)までのイメージか。前日はソフトバンクが指数をけん引する動きをみせたが、5%近い上昇率の反動から利益確定売りに押されれば指数の重しとなる可能性がある。主力株では、三井化学や三菱電機に好業績観測が出ていることが追い風となりそうだ。

17日のNY株式相場は反発。米2月鉱工業生産が市場予想を上回る好結果となったことやクリミア自治共和国で行われた住民投票が混乱なく実施されたことを好感。ダウ平均は前営業日比181.55ドル高の16247.22ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比34.55ポイント高の4279.95ポイント、S&P500は前営業日比17.70ポイント高い1858.83ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は大証日中終値と比べ150円高の14420円、ドル建ては210円高の14480円で終えた。