銀右衛門文庫の経済動向

昨今の経済動向をピックアップします



勧誘や営利目的ではありません
あくまで個人の趣向の範囲とご理解下さい

5月30日

2014-05-30 | 経済動向
東京市場は買い優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14650円-14800円。米国株式市場はGDP悪化にも関わらず上昇しており、リスクオンの流れが続いているとみる。寄り付き前に発表される4月失業率・有効求人倍率や4月鉱工業生産が市場予想を下回ったとしても、良好な外部環境や前日相場で確認された地合いの底堅さなどから、予想との乖離が小幅にとどまれば相場への影響は限定的とみられる。前日まで日経平均は6日続伸で、週末を前に利益確定売りが出ても不思議ではない水準にある。一方、月末を迎えて機関投資家によるドレッシング買いも期待され、取引終盤にかけて波乱の展開となる可能性もありそうだ。

29日のNY株式相場は反発。予想よりも悪化した米1-3月期GDP改定値よりも、足元の雇用環境の改善を好感する買いが入った。ダウ平均は前営業日比65.56ドル高の16698.74ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比22.87ポイント高の4247.95ポイント、S&P500は前営業日比10.25ポイント高の1920.03ポイントで終了した。 円建てのCME225先物(時間外)は大証日中終値と比べ45円高の14735円、ドル建ては50円高の14740円で終えた。

5月29日

2014-05-29 | 経済動向
東京市場は小安い展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14550円-14700円。米国株式市場に目立った動きがなく、CME先物も小動きにとどまった。寄り付きは先物価格にサヤ寄せする形で小幅安となるだろう。日経平均は前日まで5日続伸しており、利益確定売りが出やすい水準にある一方、地合いの底堅さも確認されており、前日の流れを引き継ぐ形となれば、下げ幅は限定的とみられる。200日線(14655円)を中心に方向感を探る展開となりそうだ。後場にかけては米1-3月期のGDP改定値や翌日に控える4月雇用統計をにらんで手控えムードが強まるだろう。買い材料が少ないだけに、物色は中小型株を中心で、前日同様に電池関連やゲーム関連が動意付くかに注目したい。

28日のNY株式相場は反落。翌日のGDP改定値の発表を前に手控え感が強く、動意は限定的となった。ダウ平均は前営業日比42.32ドル安の16633.18ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比11.99ポイント安の4225.08ポイント、S&P500は前営業日比2.13ポイント安の1909.78ポイントで終了した。 円建てのCME225先物(時間外)は大証日中終値と比べ30円安の14650円、ドル建ては20円安の14640円で終えた。


5月27日

2014-05-27 | 経済動向
東京市場は小幅高の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14550円-14650円。米国株式市場はメモリアルデーによる祝日で休場。前日上昇の反動から利益確定売りが懸念される一方、地合いの改善が続くとの見方から押し目買いが期待されるため、底堅い推移が想定される。薄商いの中で物色はミクシィを筆頭にゲーム関連を中心とした新興市場銘柄が人気化するとみられ、主力大型株を手掛けにくい状況で激しい値動きをみせるかに注目したい。寄り付き前には4月企業向けサービス価格指数、14時には5月中小企業景況判断の発表される。

23日のNY株式相場はメモリアルデーによる祝日で休場。円建てのCME225先物(時間外)は大証日中終値と比べ45円高の14625円、ドル建ては45円高の14625円で終えた。

5月26日

2014-05-26 | 経済動向
東京市場は買い優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14400円-14640円。米住宅市場に対する安心感の広がりなどから、S&P500が過去最高値を更新しており、強含みの米株市場を背景に朝方から買い先行で推移するとみる。日経平均は上値メドとして意識される200日線(14642円)を突破できるかが焦点となる。東証1部の売買代金は依然として2兆円を下回る水準であるが、堅調な地合いを受けて徐々に増加しており、主力大型株への資金回帰が期待される。また、今晩の米国市場がメモリアルデーによる休場となるため、外部環境の影響を受けにくいことからリスクテイクの動きが後場まで続く可能性があるだろう。

23日のNY株式相場は3営業日続伸。米新築住宅販売が予想を上回る増加となったことを好感。また、ヒューレット・パッカードが急反発となったことも相場を押し上げた。ダウ平均は前営業日比63.19ドル高い16606.27ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比31.47ポイント高の4185.81ポイントで終了。S&P500は前営業日比8.04ポイント高の1900.53ポイントと1900ポイントの大台に乗せて過去最高値を更新した。 円建てのCME225先物は大証日中終値と比べ140円高の14560円、ドル建ては145円高の14565円で終えた。

5月23日

2014-05-23 | 経済動向
東京市場は買い優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14250円-14400円。堅調な米株市場や為替市場が小幅ながら円安に推移していることなどを手掛かりに、寄り付きは先物価格にサヤ寄せする形で上昇することが予想される。前日上昇の反動や週末要因を勘案すると、日経平均は節目の14500円を回復するほどのモメンタムはなく、25日線(14295円)を下値メドに小幅高の推移にとどまりそうだ。経済指標や企業決算に目立ったものがない中、前日引け後に経営説明会を実施したソニーの動きが注目される。パソコン事業の撤退やテレビ事業の分社化、エンターテインメントや金融事業の収益貢献で2015年度に4000億円規模の連結営業利益を目指すとのこと。ADRはほぼ変わらずの水準となっているが、経営方針を評価する買いが入れば、他のエレクトロニクス関連株への波及効果も期待される。

22日のNY株式相場は続伸。低金利政策継続への期待感や小売企業の業績好調に支えられた。ダウ平均は前営業日比10.02ドル高の16543.08ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比22.80ポイント高の4154.34ポイント、S&P500は前営業日比4.46ポイント高の1892.49ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は大証日中終値と比べ80円高の14390円、ドル建ては80円高の14390円で終えた。