東京市場は上昇ムードが続きそうだが、海外株安から朝方は利益確定売りに押される銘柄も散見されよう。大型株の強さが確認できれば、先物買いにつながる公算が高い。為替市で円安なども加われば、高値をうかがう展開が想定される。時価総額の大きなメガバンク株などへの資金流入が続くかもポイントだろう。取引時間中は先物へのヘッジ買いを誘発するような仕掛け的な動きにも注意したい。一方、信用買い残が1兆6000億円超えとなったことや、裁定買い残などの仮需が積み上がっており警戒要因だ。信用の評価損益率がプラスになるなど、経験則上では高値警戒シグナルが揃ってきている点には注意したい。株高による消費への波及効果を期待した百貨店株や、円高方向に動いたときに買われそうな銘柄への先回り的な動きも重要であろう。
日経平均の予想レンジは11100円-11400円。5日線(10870円)上からの上昇の勢いが続きそうだ。上値メドは、2010年4月高値11339円、11474円~08年3月安値11787円。1/31前後は目先の高値変化日として注意したい。
30日のダウ平均は44ドル安の13910.42ドルで終了した。注目されたFOMC声明では資産買い入れを含めた足もとの金融緩和策は維持されたものの、「米経済は天候など一時的要因で足踏み」としたことから、10-12月期GDP(速報値)の結果とあわせて景気に対する楽観的な見方が後退。引けにかけて一時57.47ドル安まで下落した。
NASDAQは11.35ポイント安、S&P500は5.88ポイン安で終了。円建てのCME225先物は昨日の大証日中終値と比べ20円安の11080円、ドル建ては10円高の11110円で終えた。
日経平均の予想レンジは11100円-11400円。5日線(10870円)上からの上昇の勢いが続きそうだ。上値メドは、2010年4月高値11339円、11474円~08年3月安値11787円。1/31前後は目先の高値変化日として注意したい。
30日のダウ平均は44ドル安の13910.42ドルで終了した。注目されたFOMC声明では資産買い入れを含めた足もとの金融緩和策は維持されたものの、「米経済は天候など一時的要因で足踏み」としたことから、10-12月期GDP(速報値)の結果とあわせて景気に対する楽観的な見方が後退。引けにかけて一時57.47ドル安まで下落した。
NASDAQは11.35ポイント安、S&P500は5.88ポイン安で終了。円建てのCME225先物は昨日の大証日中終値と比べ20円安の11080円、ドル建ては10円高の11110円で終えた。