東京市場のもみ合い基調は続きそうだ。米ダウ、S&P500などの史上最高値更新を受けて主力株中心に上昇が見込まれるが、戻り待ちの売りも強そう。今晩から聖金曜日で海外の主要市場が休場になり海外勢の買いは見込みづらい。来週の日銀金融政策決定会合、米景気指標の発表が材料視されるのとの見方が強く、週末で様子見スタンスが優勢か。個人投資家中心に材料株や中小型株物色の展開が予想される。
海外投資家は3月第3週に19週ぶりに日本株を売り越した(918億円売り越し)。しかし、11月第2週~3月第2週までの5兆6692億円程度の買い越しに比べ驚くほどの金額ではない。業種間や主力株で目先のトレンドに違いが生じているのは、海外勢によるリバランスの影響が強いと思われ、日本株に対するスタンスが変わったとはいえないだろう。
日経平均の予想レンジは12440円-12540円。
早々に5日線(12437円)上に回復できるかがポイントだ。続落のケースでも、上基調が続く25日線(12042円)や基準線(11912円)がそのうち接近することになり、同線レベルがサポートとして意識される公算は高い。
28日のNY株式市場は上昇。ダウ平均は52.38ドル高の14578.54ドルで終了し、再び史上最高値を更新した。新規失業保険申請件数や2012年10-12月期GDP(確定値)などの結果が予想に対してやや軟調だったものの、銀行の営業が再開したキプロスで大きな混乱がなかったことから、欧州懸念が後退した。IBMや3Mなど景気に敏感な銘柄に買いが入った。NASDAQは11.00ポイント高、S&P500は6.34ポイント上昇で終了。S&P500は2007年10月に記録した史上最高値を更新した。
円建てのCME225先物は昨日の大証日中終値と比べ15円高の12415円、ドル建ては90円高の12490円で終えた。
トレーダーズウエブより
海外投資家は3月第3週に19週ぶりに日本株を売り越した(918億円売り越し)。しかし、11月第2週~3月第2週までの5兆6692億円程度の買い越しに比べ驚くほどの金額ではない。業種間や主力株で目先のトレンドに違いが生じているのは、海外勢によるリバランスの影響が強いと思われ、日本株に対するスタンスが変わったとはいえないだろう。
日経平均の予想レンジは12440円-12540円。
早々に5日線(12437円)上に回復できるかがポイントだ。続落のケースでも、上基調が続く25日線(12042円)や基準線(11912円)がそのうち接近することになり、同線レベルがサポートとして意識される公算は高い。
28日のNY株式市場は上昇。ダウ平均は52.38ドル高の14578.54ドルで終了し、再び史上最高値を更新した。新規失業保険申請件数や2012年10-12月期GDP(確定値)などの結果が予想に対してやや軟調だったものの、銀行の営業が再開したキプロスで大きな混乱がなかったことから、欧州懸念が後退した。IBMや3Mなど景気に敏感な銘柄に買いが入った。NASDAQは11.00ポイント高、S&P500は6.34ポイント上昇で終了。S&P500は2007年10月に記録した史上最高値を更新した。
円建てのCME225先物は昨日の大証日中終値と比べ15円高の12415円、ドル建ては90円高の12490円で終えた。
トレーダーズウエブより