東京株式市場は方向感に乏しい展開か。米国株の上昇一服や日銀金融政策決定会合の結果待ちのスタンスから、前日終値を意識した展開が予想される。一方、ドル円相場が円安方向への持ち直していることで主力株の一角が買われる公算が大きく、指数の下支え要因になる。ガンホー株の急落をきっかけに主力のゲーム関連株に連想的な売りが波及した。エナリスやアドウェイズなども軒並み安となっており、新興株全体に売りが波及する警戒感が出てきたところだ。一方、12月は1年間のなかでも、大型株の上昇パフォーマンスは良好である。新興株から主力株に上手くバトンタッチできるかが、11月前半にかけての注目処となろう。
日経平均株価の予想レンジは14430円-14520円。
25日線(14381円)の下落が続くなかで伸び切れない公算が高く、14500円を挟んでもみ合いが予想される。前日の陽線と並ぶ足が形成され、あすの5日線(14359円)の強い上昇で一段高をイメージしたい。週足の一目均衡表では、遅行線が当時の株価に接近しており、逆転の売りサイン(遅行線が当時の株価を下回る)を回避できるかの正念場。今週から2週続く転換線(14112円)上昇で、反発基調を強められるかがポイントとなる。
30日のNY株式相場は上昇一服。ダウ平均は前日比61.59ドル安の15618.76ドルで終了した。FOMC声明では月間850億ドルの資産買い入れ額は維持され、「縮小開始前にさらなる証拠を待ちたい」「経済は緩やかなペースで拡大を継続」と発表された。市場予想通りの結果に材料出尽くしムードが広がり、一時105.83ドル安まで下落する場面があった。
NASDAQは前日比21.72ポイント安、S&P500は8.64ポイント安で終了。円建てのCME225先物は昨日の大証日中終値と比べ30円高の14570円、ドル建ては50円高の14590円で終えた。
日経平均株価の予想レンジは14430円-14520円。
25日線(14381円)の下落が続くなかで伸び切れない公算が高く、14500円を挟んでもみ合いが予想される。前日の陽線と並ぶ足が形成され、あすの5日線(14359円)の強い上昇で一段高をイメージしたい。週足の一目均衡表では、遅行線が当時の株価に接近しており、逆転の売りサイン(遅行線が当時の株価を下回る)を回避できるかの正念場。今週から2週続く転換線(14112円)上昇で、反発基調を強められるかがポイントとなる。
30日のNY株式相場は上昇一服。ダウ平均は前日比61.59ドル安の15618.76ドルで終了した。FOMC声明では月間850億ドルの資産買い入れ額は維持され、「縮小開始前にさらなる証拠を待ちたい」「経済は緩やかなペースで拡大を継続」と発表された。市場予想通りの結果に材料出尽くしムードが広がり、一時105.83ドル安まで下落する場面があった。
NASDAQは前日比21.72ポイント安、S&P500は8.64ポイント安で終了。円建てのCME225先物は昨日の大証日中終値と比べ30円高の14570円、ドル建ては50円高の14590円で終えた。