銀右衛門文庫の経済動向

昨今の経済動向をピックアップします



勧誘や営利目的ではありません
あくまで個人の趣向の範囲とご理解下さい

1月28日

2015-01-28 | 経済動向
東京市場は売り優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは17450円-17650円。米12月耐久財受注が予想を下回ったことで米株市場は大幅安。四半期決算が振るわなかったマイクロソフトやキャタピラーが時間外取引で大きく値を崩しており、米国の景気減速懸念から日本株も朝方から軟調な推移が想定される。CME225先物の下げ幅は限定的ながら、為替市場が円高方向に進んでおり、輸出関連株よりも内需関連株が比較的物色されやすい相場となりそうだ。企業決算では、引け後に中外薬、富士フイルム、コマツ、日立建機、ファナック、キヤノン、任天堂などの発表がある。

27日のNY株式相場は大幅反落。ダウ平均は前営業日比291.49ドル安の17387.21ドルで終了した。NASDAQは前営業日比90.27ポイント安の4681.50ポイント、S&P500は前営業日比27.54ポイント安の2029.55ポイントで終了した。円建てのCME225先物は日中終値と比べて65円安の17635円、ドル建ては25円安の17675円で終えた。

1月23日

2015-01-23 | 経済動向
東京市場は買い優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは17450円-17650円。ECBによる追加緩和策が市場予想を上回るものとなったことから、欧米株式市場は大幅高。リスクマネーの供給拡大期待から日本株も朝方から強含みの推移が想定される。幅広い銘柄に物色の矛先が向かうとみられるが、昨日引け後に決算発表した日電産と安川電機が注目されよう。ともに上方修正と増配を発表している。日電産は市場予想を若干下回っているものの、自社株買いを実施することも明らかにしており、ポジティブな反応をみせればセンチメントが一段と改善する可能性が高まるだろう。経済指標では10時30分の1月マークイットサービス業PMI速報値、10時45分の中国1月HSBC製造業PMIなどが注目される。

22日のNY株式相場は4日続伸。ダウ平均は前営業日比259.70ドル高の17813.98ドルで終了した。NASDAQは前営業日比82.98ポイント高の4750.40ポイント、S&P500は前営業日比31.03ポイント高の2063.15ポイントで終了した。円建てのCME225先物は日中終値と比べて200円高の17560円、ドル建ては245円高の17605円で終えた。

1月20日

2015-01-20 | 経済動向
東京市場は小じっかりの展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは16950円-17100円。米国市場がキング牧師生誕記念日の祝日ため休場となる中、欧州市場は追加緩和期待で軒並み上昇しており、欧州株高を手がかりに底堅い動きが期待される。国内材料では、伊藤忠商事に注目が集まりそうだ。19日付「日経新聞」では、「タイ最大財閥チャロン・ポカパングループが中国最大の国有複合企業である中国中信集団)の傘下企業に1兆円強を折半出資する最終調整に入った」と報じている。経済指標では11時に中国10-12月期GDP、中国12月小売売上高・鉱工業生産の発表があり、中国関連株への関心が高まる可能性もある。

19日のNY株式相場はキング牧師生誕記念日の祝日で休場。

1月13日

2015-01-13 | 経済動向
東京市場は売り優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは16700円-16950円。NY原油先物が一時45ドル台まで下落しており、米株市場はエネルギー関連株を中心に軟調に推移した。また、仏テロ事件からリスク回避の動きが強まっており、朝方の日本株は先物価格にサヤ寄せする形で下落スタートが想定される。日経平均は節目の17000円割れから落ち着きどころを探る動きとなり、1月7日安値(16808円)が目先の下値メドとして意識されそうだ。経済指標では8時50分に11月国際収支、午後に12月景気ウォッチャー調査が発表される。企業決算ではビックカメラ、コスモス薬品、東宝、パソナ、竹内製作、コーナン商事、サイゼリヤ、ガリバー、リンガハットなどが注目される。

12日のNY株式相場は続落。ダウ平均は前営業日比96.53ドル安の17640.84ドルで終了した。NASDAQは前営業日比39.36ポイント安の4664.71ポイント、S&P500は前営業日比16.55ポイント安の2028.26ポイントで終了した。円建てのCME225先物は日中終値と比べて325円安の16885円、ドル建ては280円安の16930円で終えた。

1月8日

2015-01-08 | 経済動向
東京市場は買い優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは16850円-17100円。原油価格が反発したことや良好な労働統計の結果が好感されて、米国市場は上昇。為替市場も1ドル=119円台まで円安が進んでいることも手がかりとなって、日本株は朝方から強含みの推移が想定される。欧州中銀の量的緩和秒読みとの報道からリスクオフマネーの流入を期待する流れが強まり、前日軟調だった金融株や不動産株といったリフレ関連が動意付くか注視したい。経済指標では11時に12月都心オフィス空室率が発表される。企業決算ではキユーピー、ファストリ、ユニーGHDなどが注目される。

7日のNY株式相場は大幅反発。ダウ平均は前営業日比212.88ドル高の17584.52ドルで終了した。NASDAQは前営業日比57.73ポイント高の4650.47ポイント、S&P500は前営業日比23.29ポイント高の2025.90ポイントで終了した。円建てのCME225先物は日中終値と比べて50円高の17010円、ドル建ては110円高の17070円で終えた。