東京市場は買い優勢の展開か。実質新年相場入りに加え、NISA(小額投資非課税制度)スタートによる買い戻しが予想される。日銀によるETF買いの思惑なども心理的な下支え要因だ。唯一の判断材料となる為替市場では直近の円安水準を維持しており、自動車株など輸出株に寄り付きから買いが入れば、全体的に買い安心感が広がる公算が大きい。
日経平均株価は2000年以降、大納会までの3日間と大発会からの3日間は騰落が一致するケースが多い。前者3日間の初日の動きが注目される。予想レンジは16000円-16475円。2000年4月高値を起点とした上値抵抗線(16000円前後)を明確に越えていけるかが焦点となる一方、12/26-27は基調に変化が生じやすく注意したい。上値メドとなりやすいのは、12/6安値から12/9高値まで戻した幅に対するE計算値16187円処、12/3高値から12/6安値までの下げの倍返しで16475円などがある。週足では株価と13週移動平均線のかい離率は、12/25現在で7.20%に達した。8%水準を越えてくると高値警戒感が強まる可能性が高い。
日経平均株価は2000年以降、大納会までの3日間と大発会からの3日間は騰落が一致するケースが多い。前者3日間の初日の動きが注目される。予想レンジは16000円-16475円。2000年4月高値を起点とした上値抵抗線(16000円前後)を明確に越えていけるかが焦点となる一方、12/26-27は基調に変化が生じやすく注意したい。上値メドとなりやすいのは、12/6安値から12/9高値まで戻した幅に対するE計算値16187円処、12/3高値から12/6安値までの下げの倍返しで16475円などがある。週足では株価と13週移動平均線のかい離率は、12/25現在で7.20%に達した。8%水準を越えてくると高値警戒感が強まる可能性が高い。