主力株への買い戻しが予想される。米国景気の堅調を背景とした輸出関連株への物色が指数を押し上げる公算が大きい。米国株高や円高一服により、国内企業決算の好調を素直に好感する心理的に余裕のある一日となるだろう。月末のドレッシング買いへの期待感だけでも、日経平均株価の15000円台は維持できそうだ。主力株買いに加え、先物買いが後場も続けば上げに弾みがつく可能性がある。
日経平均株価の予想レンジは15090円-15280円。
5日線(15153円)の下落スピードが弱まるタイミングに差し掛かることで、再び75日線(15164円)上に浮上できるかが注目点だ。終値ベースで直近安値(14980円、1/28)を維持したことで、目先のポイントは1/29に付けた戻り高値(15383円)。そこを上回ると上方に残したマドを埋め戻す展開につながるだろう。ただ、そのケースでも12月中旬の安値を一度下回った経緯があるため、戻りのあとは再び安値更新につながる下落波動への懸念はつきまとう。日柄面では2/10、17前後が変化日として重要である。
30日のダウ平均は前日比109.82ドル高の15848.61ドルで終了。一時は168.74ドル高まで上昇する場面があった。米10-12月期GDP速報値が前期比年率3.2%増となり、消費主導の底堅い景気回復を市場は好感した。29日に発表されたフェイスブックの四半期決算が好調だったことから、好決算銘柄への物色に火を付けた。また、中国のレノボ・グループにモトローラ・モビリティの携帯電話事業を売却したグーグルも堅調だった。
NASDAQは前日比71.69ポイント高、S&P500は前日比19.99ポイント高で終了。円建てのCME225先物は昨日の大証日中終値と比べ110円高の15100円、ドル建ては140円高の15130円で終えた。
日経平均株価の予想レンジは15090円-15280円。
5日線(15153円)の下落スピードが弱まるタイミングに差し掛かることで、再び75日線(15164円)上に浮上できるかが注目点だ。終値ベースで直近安値(14980円、1/28)を維持したことで、目先のポイントは1/29に付けた戻り高値(15383円)。そこを上回ると上方に残したマドを埋め戻す展開につながるだろう。ただ、そのケースでも12月中旬の安値を一度下回った経緯があるため、戻りのあとは再び安値更新につながる下落波動への懸念はつきまとう。日柄面では2/10、17前後が変化日として重要である。
30日のダウ平均は前日比109.82ドル高の15848.61ドルで終了。一時は168.74ドル高まで上昇する場面があった。米10-12月期GDP速報値が前期比年率3.2%増となり、消費主導の底堅い景気回復を市場は好感した。29日に発表されたフェイスブックの四半期決算が好調だったことから、好決算銘柄への物色に火を付けた。また、中国のレノボ・グループにモトローラ・モビリティの携帯電話事業を売却したグーグルも堅調だった。
NASDAQは前日比71.69ポイント高、S&P500は前日比19.99ポイント高で終了。円建てのCME225先物は昨日の大証日中終値と比べ110円高の15100円、ドル建ては140円高の15130円で終えた。