銀右衛門文庫の経済動向

昨今の経済動向をピックアップします



勧誘や営利目的ではありません
あくまで個人の趣向の範囲とご理解下さい

10月31日

2014-10-31 | 経済動向
東京市場は買い優勢の展開になりそうだ。日経平均株価の予想レンジは15650円-15850円。良好な企業決算を手掛かりに米株市場は大幅高となっており、リスクオンムードが日本株にも追い風となるだろう。また、31日付の日経新聞では「約130兆円の公的年金資金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は31日にも、新しい運用比率の目安を発表する」と報じられており、株式比率引き上げを期待した買いも入りそうだ。ただ、3連休を控えているうえ、午後にかけては日銀金融政策決定会合の結果が公表されるため、手控えムードが強まる可能性もある。経済指標では、8時30分に9月失業率・有効求人倍率、9月家計調査、9月消費者物価指数が発表される。ザラ場中の企業決算では、11時にALSOK、アルパイン、商船三井、川崎船、11時20分にデンソー、12時にアステラス薬、資生堂、アルプス電、郵船、13時に東ソー、王子紙、三菱ケミ、アイシン精、富士重、菱地所、14時に東京製鐵、牧野フ、住友商などが予定されている。

30日のNY株式相場は主要株価指数が揃って上昇。ダウ平均は前営業日比221.11ドル高の17195.42ドルで終了した。NASDAQは前営業日比16.91ポイント高の4566.14ポイント、S&P500は前営業日比12.35ポイント高の1994.65ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は日中終値と比べて115円高の15785円、ドル建ては140円高の15810円で終えた。


10月30日

2014-10-30 | 経済動向
東京市場は買い優勢の展開になりそうだ。日経平均株価の予想レンジは15550円-15700円。米株市場は小幅安となったが、FOMC声明で量的緩和第3弾(QE3)が10月末で終了することが決定したことを受けて為替市場ではドル買い・円売りが進んでおり、輸出関連株にとっては追い風といえる。ADRは総じて上昇しており、特に中間決算で利益回復が確認された任天堂は大幅高となっている。また、増額修正の日立も堅調に推移している。今日から明日にかけて日銀の金融政策決定会合が開催される。ザラ場中の企業決算では、11時に日清食品、大同特殊鋼、13時の積水化学、三菱電機、ダイハツ、HOYA、13時30分に新日鉄住金、14時にハウス食品、日本特殊陶業などが予定されている。

29日のNY株式相場は小幅に反落した。FOMCの声明発表を前にNYダウ平均は一時前営業日比110.3ドル安(0.65%安)まで下落する場面もあったが声明発表後は下げ渋った。ダウ平均は前営業日比31.44ドル安の16974.31ドルで終了した。NASDAQは前営業日比15.07ポイント安の4549.23ポイント、S&P500は前営業日比2.75ポイント安の1982.3ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は日中終値と比べて100円高の15670円、ドル建ては125円高の15695円で終えた。

10月28日

2014-10-29 | 経済動向
東京市場は買い優勢の展開になりそうだ。日経平均株価の予想レンジは15350円-15500円。欧米株高を好感して朝方は買い戻しが入るとみている。世界的景気減速懸念の後退を受けてエネルギー株が上昇しており、東京市場でも同様の流れがみられるか注目したい。ADRでは軒並み上昇が目立つ中、昨日引け後に業績下方修正を発表したホンダが商いを伴って下落。自動車株では選別物色が一段と進みそうだ。後場にかけては、日本時間の30日3時に発表される米FOMCを前にポジション調整の動きからこう着感が強まる可能性がある。経済指標では8時50分に9月鉱工業生産が発表される。ザラ場中の企業決算では、13時の塩野義、川重、14時の田辺三菱、阪急阪神などが予定されている。

28日のNY株式相場は主要指数が揃って大幅高。良好な経済指標の発表や予想を上回る企業決算を受け、リスク回避の巻き戻しが起こった。ダウ平均は前営業日比187.81ドル高の17005.75ドルで終了した。NASDAQは前営業日比78.36ポイント高の4564.29ポイント、S&P500は前営業日比23.42ポイント高の1985.05ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は日中終値と比べて100円高の15430円、ドル建ては135円高の15465円で終えた。


10月24日

2014-10-24 | 経済動向
東京市場は買い優勢の展開になりそうだ。日経平均株価の予想レンジは15200円-15450円。雇用指標の改善を受けて米株市場が大幅高となったほか、為替市場ではドル高円安が進んでおり、外部環境を好感した買いで強含みの推移が想定される。ADRでは増額修正が材料視された日立が大幅高となったほか、JTやTDKなども高い。トヨタやマツダ、富士重に上期の営業最高益観測が出ており、輸出関連株が指数の指数けん引となりそうだ。前日相場では東証1部の売買代金が11営業日ぶりに活況の目安となる2兆円を割り込んだが、主力大型株への資金回帰がみられれば大台回復の可能性が高まるだろう。

23日のNY株式相場は大幅上昇。ダウ平均は前営業日比216.58ドル高の16677.9ドルで終了した。NASDAQは前営業日比69.95ポイント高の4452.79ポイント、S&P500は前営業日比23.71ポイント高の1950.82ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は日中終値と比べて225円高の15365円、ドル建ては265円高の15405円で終えた。

10月23日

2014-10-23 | 経済動向
東京市場は小安い展開になりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14900円-15150円。米株安や前日大幅高の反動から朝方は売りが先行するとみる。ただ、為替市場が1ドル=107円台乗せの円安水準で推移していることが輸出関連株にとっては追い風となり、指数の下げ幅は限定的と考える。決算発表が本格化してきており、好決算となった三菱自や日本電産などに買いが入るか注目される。経済指標で国内は目立ったものがないが、10時45分に中国10月HSBC製造業PMIの発表が予定されており、結果を受けて動意付く場面がありそうだ。

22日のNY株式相場は反落。原油安からエネルギー株を中心に売られた。ダウ平均は前営業日比153.49ドル安の16461.32ドルで終了した。NASDAQは前営業日比36.63ポイント安の4382.85ポイント、S&P500は前営業日比14.17ポイント安の1927.11ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は日中終値と比べて50円安の15110円、ドル建ては20円安の15140円で終えた。