東京市場は小安い展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは15500円-15700円。米株安が重しになるとみられるも、為替市場は1ドル=102円台へと円安が進んでおり、先物価格の下落も限定的となっている。また、ADRでは好業績となったコマツやホンダなどが買われており、海外株安を吸収する動きに期待がかかる。寄り付き前に発表される6月鉱工業生産も注目を集めよう。市場予想は1.1%減と2カ月ぶりの減少となっている。後場にかけては、米FOMCの結果公表を前に手仕舞い売りで主力株が弱含む可能性もありそうだ。
29日のNY株式相場は下落。欧米が対ロシア制裁の強化を発表したことを受けて地政学リスクへの警戒から売りが優勢となった。ダウ平均は前営業日比70.48ドル安の16912.11ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比2.21ポイント安の4442.70ポイント、S&P500は前営業日比8.96ポイント安の1969.95ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は日中終値と比べ40円安の15600円、ドル建ては20円安の15620円で終えた。
29日のNY株式相場は下落。欧米が対ロシア制裁の強化を発表したことを受けて地政学リスクへの警戒から売りが優勢となった。ダウ平均は前営業日比70.48ドル安の16912.11ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比2.21ポイント安の4442.70ポイント、S&P500は前営業日比8.96ポイント安の1969.95ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は日中終値と比べ40円安の15600円、ドル建ては20円安の15620円で終えた。