銀右衛門文庫の経済動向

昨今の経済動向をピックアップします



勧誘や営利目的ではありません
あくまで個人の趣向の範囲とご理解下さい

8月29日

2014-08-29 | 経済動向
東京市場は売り優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは15350円-15450円。ロシア部隊がウクライナ東部のドネツクに侵入したことからウクライナ情勢が緊迫化しており、朝方はリスクオフの動きが強まるとみる。寄り付き前に発表される7月の全国消費者物価指数や完全失業率、鉱工業生産指数などが市場予想を下回れば、ネガティブな流れがさらに加速しそうだ。また、週末要因から後場にかけてはポジション調整の売りで弱含む可能性もあり、日経平均はサポートラインとみられる25日線(15399円)が機能するかどうかに注目が集まる。決算発表ではH.I.Sやくらコーポなどが予定されている。

28日のNY株式相場は下落。米経済指標は好調だったものの、ウクライナ情勢の緊迫化を手がかりに売りが優勢となった。ただ、薄商いで出来高は低調だった。ダウ平均は前営業日比42.44ドル安の17079.57ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比11.93ポイント安の4557.70ポイント、S&P500は前営業日比3.38ポイント安の1996.74ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は日中終値と比べて65円安の15405円、ドル建ては50円安の15420円で終えた。

トレーダーズウエブより


8月28日

2014-08-28 | 経済動向
東京市場は小安い展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは15400円-15550円。米株市場に目立った方向感がなく、為替市場が若干円高に振れていることもあって、寄り付きは先物価格にサヤ寄せする形で売り先行が予想される。日経平均は25日線(15392円)付近が下値メドとして意識されており、5日線(15558円)を上値メドに狭いレンジでのもみ合いに終始しそうだ。中国のアリババ集団の4-6月期純利益が大幅増益と伝わっており、出資しているソフトバンクがポジティブな反応をみせれば、指数への寄与度が高いだけに早い段階でプラス圏へ浮上する可能性もあるだろう。  27日のNY株式相場はまちまち。手がかりに乏しく商いが薄い中、米主要株価指数は軒並み狭いレンジで方向感に動きに終始した。ダウ平均は前営業日比15.31ドル高の17122.01ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比1.02ポイント安の4569.62ポイント、S&P500は前営業日比0.10ポイント高の2000.12ポイントで終了し、連日の過去最高値更新となった。 円建てのCME225先物は日中終値と比べて40円安の15480円、ドル建ては35円安の15485円で終えた。

8月27日

2014-08-27 | 経済動向
東京市場は小幅な値動きとなりそうだ。日経平均株価の予想レンジは15450円-15600円。米株市場では主要3指数が揃って過去最高値を更新しているが、日本株との連動性が薄れており、ポジティブながらリスクオンの流れになるとは考えにくい。為替市場も一進一退の状況で、前日同様に薄商いの中で材料株物色が中心になるとみる。リニア関連株に加えて、水素ステーションが話題にのぼっており、燃料電池関連株に短期資金が向かうか注目したい。  26日のNY株式相場は続伸。米耐久財受注や消費者信頼感指数など、好調な経済指標を手がかりに買いが優勢となり、ダウ平均は前日比29.83ドル高の17106.70ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比13.29ポイント高の4570.64ポイントと、連日の年初来高値更新で終了した。S&P500は前営業日比2.10ポイント高の2000.02ポイントで終了。終値で連日の過去最高値更新で、初の2000ポイントにのせた。 円建てのCME225先物は日中終値と比べて15円高の15545円、ドル建ては15円高の15545円で終えた。


8月26日

2014-08-26 | 経済動向
東証1部の騰落銘柄数は、値上がり1162/値下がり499と値上がり優勢。主力株では、ソフトバンクやトヨタ、富士フイルムなどが堅調に推移。がん治療薬最大手スイスのロシュが約6割出資する未保有株取得を見送ることを決めたと報じられた中外製薬は大幅安となった。東証1部の売買代金は1兆4103億円と11営業日連続で2兆円を下回った。個別で買いが入ったところでは、カーナビ世界最大手の米ガーミンと自動車メーカー向け純正品を共同開発すると報じられたJVCKWが人気化したほか、「G空間」関連銘柄として豆蔵がストップ高まで上昇。一方、三菱UFJが投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に引き下げた日新製鋼、JPモルガンでは投資判断を「ニュートラル」から「アンダーウェイト」に引き下げた九州電力などが売られた。

東証2部上場のソディック(6143)が全体相場の売買代金2位となった。新金属3Dプリンターの開発を機に7月下旬にかけて動意付き、8月18日には世界最薄級の導光板成形機を開発したとの報道で再び人気化。ゲーム関連株に続く材料株として短期資金の受け皿となっている。25日の東証2部指数は連日で年初来高値を更新。終値では約7年ぶりとなる4000円台を回復した。売買代金は735億円で、06年2月14日以来の700億円台を記録。そのうちソディックが約369億円と半分を占めており、一部の銘柄への集中物色の度合いを物語っている。今晩の海外市場や明日の国内市場も目立った材料がないだけに、本日と同様に小動きで一部の中小型株が人気化する相場となりそうだ。

東京市場は小安い展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは15450円-15650円。米株市場ではS&P500は過去最高値を更新し、一時2000ポイントに乗せる場面もあったが、為替市場で円安基調が一服しており、外部環境は強弱入り混じる状況となっている。前日相場では薄商いから主力株の動きの鈍さが目に付いたが、本日も手掛かり材料に乏しいだけに前日同様の閑散相場となる可能性が高そうだ。日経平均は5日線(15528円)がサポートラインとして機能するかに注目。経産省がロボットの普及や開発の支援を強化すると各紙で報じられており、サイバーダインや菊池製作所といった関連銘柄が短期筋の人気を集めそうだ。  25日のNY株式相場は上昇。企業の買収や緩和的な金融政策への期待から買いが優勢となった。ダウ平均は前営業日比75.65ドル高の17076.87ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比18.80ポイント高の4557.35ポイント、S&P500は前営業日比9.52ポイント高の1997.92ポイントと過去最高値を更新して終了した。 円建てのCME225先物は日中終値と比べて25円安の15595円、ドル建ては25円安の15595円で終えた。

トレーダーズウエブより

8月22日

2014-08-22 | 経済動向
東京市場は買い優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは15550円-15700円。米株価指数の高値更新を受けて、ポジティブな地合いが継続するとみる。日経平均は前日まで9日続伸で、10日続伸となれば1988年2月10~27日の13日続伸以来26年半ぶりの記録。主力株を中心とした物色で、7月31日に付けた高値(15759円)を目指す展開が想定される。後場にかけては、ジャクソンホールで開かれている年次経済シンポジウムで講演するイエレンFRB議長の発言を見極めたいとの見方から、商いを手控える動きが強まりそうだ。

21日のNY株式相場は上昇。イエレンFRB議長の講演を翌日に控えるなか、この日発表された経済指標が軒並み好調な結果となったことを好感した。ダウ平均は前営業日比60.36ドル高の17039.49ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比5.62ポイント高の4532.11ポイントで終了し、年初来高値を更新した。S&P500は前営業日比5.86ポイント高の1992.37ポイントで終了し、過去最高値を更新した。 円建てのCME225先物は日中終値と比べ100円高の15650円、ドル建ては105円高の15655円で終えた。