銀右衛門文庫の経済動向

昨今の経済動向をピックアップします



勧誘や営利目的ではありません
あくまで個人の趣向の範囲とご理解下さい

12月28日

2016-12-28 | 経済動向
東京市場はもみ合いか。欧米市場はそろって上昇。連休明けの市場が多かったが、独DAXは年初来高値を更新、米ナスダック総合は史上最高値を更新と、総じて楽観ムードが優勢となった。ドル円は117円台40銭近辺で推移しており、やや円売りが優勢。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて50円高の19360円、ドル建ては110円高の19450円で取引を終えた。欧米市場が比較的しっかりの割にはCME225先物はマイナススタートもあるかといった水準。ダウ平均は上昇ではあったが、きょうも2万ドルの節目には到達できておらず、日経平均も19500円の節目が壁として意識されそうだ。一方、海外要因からは売る材料もなく、引き続き動きづらい展開が想定される。19400円どころでの小動きか。日経平均の予想レンジは19350円-19480円。

12月27日

2016-12-27 | 経済動向
東京市場は反発しそうだ。米国市場が休場だったことで手がかり材料がなく、日経平均は前日終値を意識したスタートか。序盤は若干円高含みのなかで主力株は手掛けづらく、材料性のある中小型株への物色が意識されそうだ。前場あたりは年間通じて割り負け感のある医薬品、食料品、サービス、小売、精密機器となどのセクター内での物色が予想されるが、後場は今晩から再開される米国市場を前に銀行を中心とした時価総額の大きい業種に買いが意識されるかが指数上昇のカギとなる。 一方、このところ不安定な動きを続ける上海総合指数などが大幅に下落する場合などは、CTA(商品投資顧問業者)などによる売り仕掛けが入り、下落圧力が強まる展開なども想定しておきたい。日経平均の予想レンジは19390円-19500円


トレーダーズウエブより

12月16日

2016-12-16 | 経済動向
東京市場は堅調か。欧米市場はそろって上昇。欧州では米長期金利の上昇を受け銀行株が買われる展開。米国でも欧州の流れを受け、金融株が上昇をけん引した。ドル円は好内容となった住宅指標なども手がかりに118円台に乗せ、足元では118円20銭台で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて150円高の19440円、ドル建ては210円高の19500円で取引を終えた。米国株が難なく反発しており、為替は円安、11月以降の株高を主導している金融株が買われているとなれば、売る理由がないという状況。良好な外部環境に後押しされ、日本株はもう一段の底上げが期待できそうだ。一方、このところは高寄り後、上値が伸びず失速し、後場持ち直すという展開が多く見られる。きょうも同様にCME225先物に寄せて19500円どころを試しながらいったん伸び悩み、後半にかけて改めて節目をうかがう展開を予想する。日経平均の予想レンジは19300円-19550円。

12月15日

2016-12-15 | 経済動向
東京市場は堅調か。注目のFOMCでは、大方の市場の予想通り0.25%ポイントの利上げが決定された。来年のFF金利見通しは3回と、従来の2回から引き上げられた。これを受けたマーケットの反応は米国株は下落。長期金利は上昇し、為替市場ではドルが買われ、ドル円は117円台に突入。原油価格は大幅に反落した。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて160円高の19340円、ドル建ては230円高の19410円で取引を終えた。FOMCに関しては、米国経済の順調な回復に対してFRBが自信を深めていることがうかがえる内容。米国株は下げたが、日本株にとっては円安が買い材料となる。このところは115円どころで一服感も見られていたが、117円までつけたことで目先は120円を意識する展開が想定される。円の先安期待を支えに良好な地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは19250円-19500円。

トレーダーズウエブより