東京市場はもみ合いか。連休明けの米国市場が小動きだったことで、引き続き様子見スタートが予想される。売買代金の低迷が続くものの、実質2012年相場入りとなるため需給環境はやや改善へ。年初にかけての海外投資家の動向が注目される。
一方、イタリア国債の入札を前に、安値圏にあるユーロに対する警戒ムードが強い。北朝鮮発の地政学リスクがくすぶるうえ、中国では上海総合指数が年初来安値を更新したことで、アジア市場の動向を確認するまでは動きづらい相場展開となろう。
日経平均の予想レンジは8400円-8500円。25日線が上昇に転じたことで先高期待は強い。大納会にかけて上値を試すことができるかが焦点となる。一方、一目均衡表では転換線(8406円)はきょうも下げる可能性があり、遅行線の位置にある当時の下げ局面に順応して、基準線(8432円)を下回る可能性もあろう。 短期的に基準線処を意識して調整が続く可能性もあり、そのケースでは11月25日安値(8160円)から26日の日柄が経過する1月4日までに底入れ(二番底)なるか。転換線が上昇する1月4日や、基準線が上昇する1月5日をきっかけに、12月7日の戻り高値(8722円)をクリアし二番底完成につながるかが当面の焦点となる。
27日のNY株式市場でダウ平均は前日比2.65ドル安と小幅反落。一方、NASDAQは6.56ポイント高、S&P500は0.10ポイント上昇して取引を終えた。 予想より強い12月消費者信頼感指数の結果などを好感し上昇する場面があったが、積極的に買い進む動きもみられず、先週末終値を意識した動きを続けた。
円建てのCME225先物は昨日の大証日中終値と比べ5円安の8445円、ドル建ては10円高の8460円で終えた。
昨日の東京市場は反落。東証1部の値下がり銘柄数は886と全体の53.6%、売買代金は前日比8%減の4606億円となり、連日で今年最低を更新。2003年4月18日(4545億円)以来、約8年8カ月ぶりの低水準となった。国際優良株や資源関連などが換金売りに押された。その一方で、内需系が底堅く推移し、ソーシャルゲーム関連やゼネコン株などが逆行高。また津田駒など低位材料株で急騰する銘柄も散見された。
一方、イタリア国債の入札を前に、安値圏にあるユーロに対する警戒ムードが強い。北朝鮮発の地政学リスクがくすぶるうえ、中国では上海総合指数が年初来安値を更新したことで、アジア市場の動向を確認するまでは動きづらい相場展開となろう。
日経平均の予想レンジは8400円-8500円。25日線が上昇に転じたことで先高期待は強い。大納会にかけて上値を試すことができるかが焦点となる。一方、一目均衡表では転換線(8406円)はきょうも下げる可能性があり、遅行線の位置にある当時の下げ局面に順応して、基準線(8432円)を下回る可能性もあろう。 短期的に基準線処を意識して調整が続く可能性もあり、そのケースでは11月25日安値(8160円)から26日の日柄が経過する1月4日までに底入れ(二番底)なるか。転換線が上昇する1月4日や、基準線が上昇する1月5日をきっかけに、12月7日の戻り高値(8722円)をクリアし二番底完成につながるかが当面の焦点となる。
27日のNY株式市場でダウ平均は前日比2.65ドル安と小幅反落。一方、NASDAQは6.56ポイント高、S&P500は0.10ポイント上昇して取引を終えた。 予想より強い12月消費者信頼感指数の結果などを好感し上昇する場面があったが、積極的に買い進む動きもみられず、先週末終値を意識した動きを続けた。
円建てのCME225先物は昨日の大証日中終値と比べ5円安の8445円、ドル建ては10円高の8460円で終えた。
昨日の東京市場は反落。東証1部の値下がり銘柄数は886と全体の53.6%、売買代金は前日比8%減の4606億円となり、連日で今年最低を更新。2003年4月18日(4545億円)以来、約8年8カ月ぶりの低水準となった。国際優良株や資源関連などが換金売りに押された。その一方で、内需系が底堅く推移し、ソーシャルゲーム関連やゼネコン株などが逆行高。また津田駒など低位材料株で急騰する銘柄も散見された。