東京市場では米国株の上昇や円安が好感されそうだ。月末を前に売買の手控え感は残るが、下値では日銀によるETF買いへの安心感があるほか、前日は配当落ちを即日埋め戻したことで心理的な先高期待が一歩前進した。為替市場ではドル円相場が円安に振れやすいタイミングであり、7月高値(14990円)越えを意識した先物買いに期待したい。政府は消費税増税に伴う経済対策で焦点となっている法人税の実効税率引き下げに関し、早急に検討を開始すると明記する方向で調整に入った。米国市場がこれで下げ止まれば、10月上旬に向けて買い戻し基調が続きそうだ。きょうは寄り前に8月全国消費者物価指数が発表されるほか、前場中には中国8月工業利益(10:30)などが発表される見通し。
日経平均株価の予想レンジは14820円-15000円。
5日線(14732円)を意識しながら、目先の上昇トレンド継続との見方に変化はない。7月高値14,953円をクリアできれば、6/13安値~7/19高値までの上昇幅2538円を8/28安値からの上げ幅とみた15726円処まで上値余地が広がる公算が高い。週足の一目均衡表では、今週は転換線(14002円)は横ばい、基準線(13874円)も横ばいが続いた。来週(9/30-10/4)は基準線が上昇に転じる公算が大きく、今週の調整局面で上昇エネルギーを蓄積できたかがカギとなる。月足の一目均衡表では、9月は転換線(13170円)が上昇基調を一段と強め、株価の押し上げ要因となった。10月も転換線の上昇(予想値:13494円)が続く環境の中で、上値を伸ばせるか注目される。
26日のダウ平均は前日比55.04ドル高の15328.30ドルで終了した。
米新規失業保険申請件数が市場予想に対して良好だったほか、共和党のシニア議員であるジェフ・セッションズ氏が政府機関の閉鎖とデフォルトは起きないと指摘したことが好感された。ダウ平均は一時113.93ドル高まで上昇する場面もあったが、戻り売りに押され上昇幅を縮小した。
NASDAQは前日比26.33ポイント高、S&P500は5.90ポイント高で終了。円建てのCME225先物は昨日の大証日中終値と比べ15円高の14845円、ドル建ては90円高の14920円で終えた。
日経平均株価の予想レンジは14820円-15000円。
5日線(14732円)を意識しながら、目先の上昇トレンド継続との見方に変化はない。7月高値14,953円をクリアできれば、6/13安値~7/19高値までの上昇幅2538円を8/28安値からの上げ幅とみた15726円処まで上値余地が広がる公算が高い。週足の一目均衡表では、今週は転換線(14002円)は横ばい、基準線(13874円)も横ばいが続いた。来週(9/30-10/4)は基準線が上昇に転じる公算が大きく、今週の調整局面で上昇エネルギーを蓄積できたかがカギとなる。月足の一目均衡表では、9月は転換線(13170円)が上昇基調を一段と強め、株価の押し上げ要因となった。10月も転換線の上昇(予想値:13494円)が続く環境の中で、上値を伸ばせるか注目される。
26日のダウ平均は前日比55.04ドル高の15328.30ドルで終了した。
米新規失業保険申請件数が市場予想に対して良好だったほか、共和党のシニア議員であるジェフ・セッションズ氏が政府機関の閉鎖とデフォルトは起きないと指摘したことが好感された。ダウ平均は一時113.93ドル高まで上昇する場面もあったが、戻り売りに押され上昇幅を縮小した。
NASDAQは前日比26.33ポイント高、S&P500は5.90ポイント高で終了。円建てのCME225先物は昨日の大証日中終値と比べ15円高の14845円、ドル建ては90円高の14920円で終えた。