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降って来るもの

写真と散文とぽえむ

生枯れ

2024-12-22 20:57:07 | 詩 31

 

     生枯れ

 

生煮えや生温かいや生半可や生兵法のように

まだ生枯れの身分で

老いの全体を考察するのは

少し、烏滸がましい気もするのだが

然りとて

生きのいい鮮度でもなく

明らかに盛りのままでもないので

寧ろ、枯れ場に向かっている自覚があるので

 枯れてゆけない

 自然に枯れられない

 有りの儘で枯れてゆけない

それでも、相応に

下り坂を下る身なれば

”生”を卒業して、泰然と自若に

枯れてゆく方法を模索するしかない

 

こんな風に、細かい考察を重ねて・・

 

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葉の上のmizutama

2024-12-22 06:07:02 | 水玉

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

 古代には、この日が一年の始めだったと。今日は、一年で最も昼が短くて夜が長い二十四節気の一つ「冬至」、この日を境に少しずつ昼が勢いを増し”立春”へと歩み始める。

 朝の霜が融けて”オキザリス”の葉っぱの上で気持ち良さげに円くなるmizutama

  

  

  

 

 

     単純明解

 

人類の歴史は

長い年月をかけて

例えば

”禍福は糾える縄の如し”などの

金言を生み出してきた

それは

醸造酒の最初の一滴のように

それぞれの人間の

それぞれの人生に

きっと、滋養を与える

 

「今が、思い通りにいかなくても

軈て、必ず福が来る」

その想いが

我慢や忍耐や努力や目標の

明かな裏付けになる

 

如何にも単純だけれど

その明解さが

良薬の処方箋になることもある

 

「冬至」陽を惜しんで

                  12/22 06:30 まんぼ

コメント (2)
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