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降って来るもの

写真と散文とぽえむ

Contact

2024-08-25 21:33:45 | 詩 31

     Contact

 

いつでも、どんなときでも

その為の準備は出来ている

 

けれど、その逢瀬は

流星群のように一気ではなく

潮の干満のように 

 繰り返す約束事でもなく

昼夜の別のように

 明確な区切りもない

唯、いつか、それは起り

 僕に心霊反応が起きると言うこと

 

方法も知らないし

道筋も不明なら

起源などもちろん

メカニズムは不理解

 それでも

遭遇するだろうその一瞬の為に

その一言の 

 contactの有無ゆえに

僕は専用の神経を磨いて

唯、待つ

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山はいつでも

2024-08-25 05:55:20 | 詩 31

     山はいつでも

 

山はいつでも、山として其処に在る

僕はいつでも、僕として此処に居る

 変わらぬことが矜恃

 変えぬことが自尊

時間も、境遇も、時代も

粛然として、移ろってゆくけれど

厳として

己を保つことが宿願

 その一筋を生きる

 その一念を貫く

 

 

     蟻には蟻の

 

蟻には蟻の役割があり

蝸牛には蝸牛の生き様がある

 流れる雲に告知があり

 雨のsizukuに意義がある

umiには海の有り様があり

kazeには風の思惑がある

 

そうなのだ

この世に存在するものは

並べて

その意味をひたすら全うする

 Homo sapiensは

 なまじ智慧を持った人類は

その恩恵に途惑い

各人各様の混迷を生き

渾沌のcosmosを辿る

 

それって、幸運なこと!?

それが、幸福につながること?!

 そうであると

 自覚して生きねばならぬ

 

 

     Pinchのときは

 

ピンチのときは、総動員を

 

知性も感性も、体力も時間も

持てるもの全てを結集し対処する

結果はともあれ

その抗いの過程にこそ

脱出の方策は、垣間見られる

 

多分、辛抱もその一つ

多分、無作為もその一つ

多分、傲慢や自虐もその要素

 

兎にも角にも、pinchに陥ったら

己が身内すべてを曝し、闘ってみること

コメント (2)
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