goo blog サービス終了のお知らせ 

降って来るもの

写真と散文とぽえむ

心言蒐Ⅳ 

2020-09-09 14:25:58 | 詩22

心言蒐Ⅳ 深淵

 

足許まで迎えに出ても

耳元で呼び掛けても

触感の全てを欹てても

飛んでも掘っても潜っても

全ては無中のヴェールに覆われ

気絶しそうな深淵を

垣間見る稀がある

 

毎日のTIMEに

約束の果実は

何ひとつ存在しないから

僕は唯、その時の為に

執拗に己を研ぎ、澄まし、高め

深く、緩み無く、決然と

無に蹲るしかない

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

炎夏の記憶❸米子城址partⅠ~石垣と登城~

2020-09-09 08:00:08 | 

 ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ 一回休みを貰ったので、さあ!元気よく炎夏の記憶を紐解いて、山陰の旅の一日目の後半のことを書き綴りましょう

 蒜山の麓の地元のお店でB級グルメで有名な”蒜山焼きそば”の昼食を済ませ、「とっとり花回廊」で”ひまわりと大山”を記憶のフィルダーに収納後に向かったのは、当時-山陰随一の名城-と謳われた「鳥取城址」

 どうも鳥取県はこのスバラシイ遺跡を大事にしていないようで、駐車場の案内も不親切、場所も公園内にあるというだけで、名所旧跡に相応しくない、首をかしげたくなるような粗末な扱い。

 途上の石段の道も、所々崩れていたり、両側には草が伸び放題の始末。人が来ると困るとでもいう如くのお粗末さでしたが、もちろん城跡には何の責任も無く、それはそれはステキな遺構でしたよ

anataも一緒に浪漫のお城へ登ってゆきましょう!!

見晴るかす上方に石垣。

それだけでwakuwaku

汗が流れる

     

若しかしたら、こんな風に雑草に囲まれている方が、昔日の風情があっていいのかも・・

     

石垣の素晴らしい城跡です

          

天主に近付く

     

もう一息だ

遂に天主跡に到達。此処からのパノラマは、明日のpartⅡをお楽しみに・・

             09/09 08:00:08 まんぼ

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心言蒐Ⅲ

2020-09-09 05:50:05 | 詩22

心言蒐Ⅲ 装置

 

無尽蔵に書くことは有る

起きること,眠ること

空色のこと,水玉のこと

anataのこと,kimiのこと

 

書くことは,書けることは

掘れども尽きない鉱脈のように

汲めども湧くoasisのように

降れども涸れぬamaの水脈のように

 

書くことは日常的に,数多ある

例えば

夜明け前の蒼のこと,烽火雲のこと

うす紫の花色のこと,虹のこと,風車のこと

ヒトのこと,ボクのこと

 

何時の場合でも

ただ,胸の循環装置の

集積,沈殿,醗酵,濾過の

全てのsectionが結ばれて機能し

何時まで,何処まで

platinumのひとsizukuを産み出せるか?

それが”生か死か”と呟かせた

かの文豪の主人公のように

目下の唯一の気懸りになる

 

問題は何時でも

一に係って,己の能力の側に有って

書くことは,巷に溢れて在る

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする