Model-Change
脳内組織のmodeを
ポエム仕様に
フルmodelチェンジすると
偶々に
無の雑多から
有の一行を発見できることがある
何しろ完全移行すると
ボクの脳内では
如何なるその他にも
脳力は働かないものだから
大概の僕のpoemは
巷の雑踏から産まれる
喧噪の渦から湧いてきたり
曇天の稲妻に乗って降ってきたり
旋風に紛れて頬を掠めたり
脳内をcontrailのように過っていったり
utautaの着想や発想は
若しかしたら
偶然に依る産物かも知れない
脳内のある区域に
設えられた感性の溜り場があって
其処のリトマス細胞で漉されたものが集積して
僕の手に握るペン先で
utaのsizukuになってゆくのだ