Epilogue
随想Ⅰ「降ってくるもの」に後書きを添えてページを閉じたのが、2017 02/04のことだった。それから束の間の空白期間を経て再び書き始めた随想Ⅱ「過ってゆくmono」が、新たな厄災と恐怖に国中が動揺する”沈黙の五月”末日に予定のページ数に到達した。
それが早いのか遅いのか?兎に角その間に3年3か月の年月と日時が、永遠に取り戻せない彼方へと霧散したことになる。
年号は平成から令和に移り変わり、僕は7人の孫を持って古希の現在時間を生きるji-ji-になった。与えられたinochiの時間は、夢のように来て現の中を疾風のように過ぎ去る。それ故、そのlifeを享受している限りの僕の”yumeとututu綴り”にも終わりはなく、まだperiodを打つ最後の”行”は巡ってこない。
このepilogueを「過ってゆくmono」の最後のページに加えたら、僕はまたタイトルのない「随想Ⅲ」に向かって書き始めるだろう。
何年後に成るのか?何を語れるのか?何が書かれるのか?誰が読者なのか?全ては約束無しの未来に託して、夢の続きを・・。
2020 05/31 万甫