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降って来るもの

写真と散文とぽえむ

随想Ⅱ「過ってゆくmono」

2020-06-01 14:15:36 | 随想

                Epilogue

 

 随想Ⅰ「降ってくるもの」に後書きを添えてページを閉じたのが、2017 02/04のことだった。それから束の間の空白期間を経て再び書き始めた随想Ⅱ「過ってゆくmono」が、新たな厄災と恐怖に国中が動揺する”沈黙の五月”末日に予定のページ数に到達した。

 それが早いのか遅いのか?兎に角その間に3年3か月の年月と日時が、永遠に取り戻せない彼方へと霧散したことになる。

 年号は平成から令和に移り変わり、僕は7人の孫を持って古希の現在時間を生きるji-ji-になった。与えられたinochiの時間は、夢のように来て現の中を疾風のように過ぎ去る。それ故、そのlifeを享受している限りの僕の”yumeとututu綴り”にも終わりはなく、まだperiodを打つ最後の”行”は巡ってこない。

 このepilogueを「過ってゆくmono」の最後のページに加えたら、僕はまたタイトルのない「随想Ⅲ」に向かって書き始めるだろう。

 何年後に成るのか?何を語れるのか?何が書かれるのか?誰が読者なのか?全ては約束無しの未来に託して、夢の続きを・・。

           2020 05/31 万甫

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若葉雨

2020-06-01 05:08:48 | 詩21

      若葉雨

 

小雨フル

こんな日曜日の朝でも

もしかしたら

その雨粒の間awaiに

言伝一つ隠れていないかと・・

もしかしたら

雨粒の一つ一つに

包まれている詞がないかと・・

もしかしたら

鉛色の空の何処かから

降って来るメロディーはないかと・・

しかしたら

沈黙の五月のmessageが

伝言されていないかと・・

 

僕は降り続く雨の風景に融け出す

 

目印になるように

midoriの傘をkurukuru回したり

大きな水溜りのグレーの淵に

暫く佇んでみたり

傘を畳んだり開いたり

地面に置いて雨に濡れてみたり

 

ココロの活かしよう次第で

こんな朝の滋養もあると

 

つゆ草の紫は鮮やかに発色する

つめ草の群れは水浴びに夢中だ

うつぎ達は清楚に語らい

早苗は嬉々として惠を吸い込む

オオ!!

五月の終わりの野っぱらに

憩いのsizukuが満ち満ちるasa

 

僕は五月の若葉雨のなかに居る

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