降って来るもの

写真と散文とぽえむ

言語の巻.Ⅰ章「想像の傾れ」

2019-08-27 14:55:07 | 詩18

               言語の巻.Ⅰ章「想像の傾れ」


発作のように、衝動が起きると

起因する言語たちが

 想像の傾れのように

ペン先に伝播してくる・・


稲妻のように

平穏を切り裂く雷光が

 胸の空洞を掠めると

その亀裂に向かって

天上天下の周囲から

夥しい種類の、限りない数量の

言語片が降ってくる


僕はただ、黙々とその成り行きを

 電信員のように

メモ用紙にタイプしてゆく

何処に潜んでいるのか行方不明だけれど

どんな奴なのか、正体不明だけれど

 僕の裡なる僕は、唯


僕の右手の指先は

伝令を受け取った一兵卒のように

 些かの戸惑いもなく

無の中に生じる刹那の有を

言語化してゆく・・


その可否の尊卑などお構いなく・・

その言語の有無など有耶無耶に・・

                 R1082752


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月光の誘惑

2019-08-27 05:55:50 | 

~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

明日から4~5日曇り時々雨がベースの曜日が続くという予報なので、今日の昼まではの付いた火曜日の早朝の”月光”を

08/27 04:36

      

deepブルーの空に

PCに一篇の詩をUPしている間に・・

50分が経って、消え入りそうな三日月

右の斜め上に幽かにcrescentが・・

      

05:30の風景

繋がっていてくれるブロ友さんの皆に、いい一日が廻りますように   08/27 05:55 まんぼ



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言語の巻.序章「愛撫」

2019-08-27 05:00:06 | 詩18

        言語の巻.序章「愛撫」


書くことは

書けることと融合し

書きたいものを次々と生み出す

 幸せなシステムが稼働している間は

-それは昼夜を問わず

-それは無尽蔵に

僕はライターとして

もう一人の僕を生きる

僕はpoetとして

もう一つの世界に佇む

 けれど、その幸運の循環は

恐らくは永遠ではない

いつか壊れる

その四六時の暗示が

書ける今を際立て

書くことのスピードをあげる

 僕の中に

円滑な幸福のsystemが構築され

狂いなく作動している間は

僕はもう一人の他者と

もう一つのcosmosを移動して

 その度に

happinessという無形の表裏を慈しみ

五情五感で愛撫してゆく

               R!082751

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