言語の巻.序章「愛撫」
書くことは
書けることと融合し
書きたいものを次々と生み出す
幸せなシステムが稼働している間は
-それは昼夜を問わず
-それは無尽蔵に
僕はライターとして
もう一人の僕を生きる
僕はpoetとして
もう一つの世界に佇む
けれど、その幸運の循環は
恐らくは永遠ではない
いつか壊れる
その四六時の暗示が
書ける今を際立て
書くことのスピードをあげる
僕の中に
円滑な幸福のsystemが構築され
狂いなく作動している間は
僕はもう一人の他者と
もう一つのcosmosを移動して
その度に
happinessという無形の表裏を慈しみ
五情五感で愛撫してゆく
R!082751
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