降って来るもの

写真と散文とぽえむ

言語の巻.序章「愛撫」

2019-08-27 05:00:06 | 詩18

        言語の巻.序章「愛撫」


書くことは

書けることと融合し

書きたいものを次々と生み出す

 幸せなシステムが稼働している間は

-それは昼夜を問わず

-それは無尽蔵に

僕はライターとして

もう一人の僕を生きる

僕はpoetとして

もう一つの世界に佇む

 けれど、その幸運の循環は

恐らくは永遠ではない

いつか壊れる

その四六時の暗示が

書ける今を際立て

書くことのスピードをあげる

 僕の中に

円滑な幸福のsystemが構築され

狂いなく作動している間は

僕はもう一人の他者と

もう一つのcosmosを移動して

 その度に

happinessという無形の表裏を慈しみ

五情五感で愛撫してゆく

               R!082751

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