見つけられて
水玉の水晶ペンダント
凛冽の氷のイヤリング
色彩の百の様相
危うげなHIKARIの子
縁yosugaの糸が紡ぐ果て無い宇宙
漆黒に息衝く胎動
豊饒が産み落とす虚無の泥濘
情kokoroの在処と多様の色模様
有無の階kizahasiの上下
KAZEが叫ぶ言伝と伝聞
何処にか遠雷の吉兆
干満のUtaの漣のmelody
血の玉で結ぶinochiの温もり
おお
そうして
anataの足跡よ
R10615ⅩⅢY
plusを
弛みない日常の中で
己の存在にプラスしてゆくものが
それぞれのseiのエキスになる
血液の循環を促す必須の刺激になる
おのおのの肉体を保持する
不可欠の元素になる
プラマイゼロなら
日日を浪費する
況や
マイナスというのなら
生かされてあるseiの
意味さえ見失いかねない
inochiを繋ぐには
その為に拾い集めるピースを
大小や濃淡や色相やに
ましてや
単純な好き嫌いなどに関わりなく
inochiの形に填め込んでゆかねばならぬ
liveとは
脆弱で哀楽に満ち、混沌
それゆえ
神秘で魅力的で愛しきもの
その証座のために
plusしてゆくものを希求し続ける
0615Ⅻ
