君の詩を!!「Last-Letter」
~十七歳の蒼唯へ~
確率は多分、五分五分といったところだろうけれど
僕がもし、現在の男の平均寿命まで
幸いにも生きられたとしたら
-勿論、肉体の衰えは仕方ないとして
-その入れ物の中身が正常であることが
-絶対の前提条件なのだが・・
その年齢まで無事にクリアできれば
青春という眩い時代の真っただ中に在籍する
十七歳の蒼唯に会えることになる
少女から乙女へと脱皮してゆこうとする君は
どんな風な素敵な女の子に成長しているだろう
僕はそんな風に
君の未来に想像を馳せただけで
とても幸せな気分に成るんだ
理知的で、温情家で、優しくて思いやりに溢れて・・
この爺の想像は次から次へ際限なく
瑞々しい十七歳の蒼唯を描き出すんだ
この愛しさの儘、この同じ感情を持ち続けたまま
初々しい君と居られることを切に願っている
それから、僕が持ち合わせている全ての祈願を束にして
青春の君に幸あれと祈るのだ
ありふれた言葉かもしれないけれど
この僕の孫に、僕の晩年を煌めかせるために
縁を結んでくれた蒼唯よ
締め括りの言葉はやっぱり
ありがとう!!
◎ あどけなき笑顔忘れじ 君の詩 残して君と居た日々忘れじ ◎
※追伸
君は此の国中がお祝いモードに包まれる、国民の祝日に生まれた
君は廻りくるたびに、幸せを実感できる日に誕生したんだ
願わくば、この祝福の漣が
君の生涯を優しく浸してくれることを!!
-令和元年 五月三日 蒼唯二歳の誕生日に-
「愛ai」
ココロの底から込み上げてくる
一筋の
感情の愛しい滾りが有れば
僕の日常は
それで軽やかに回転してゆく
長くなど望まなくても
多くなど数えなくても
深くなど考えなくても
たった一つ
自然jinenの出来事のように
噴出する無垢のaiが有れば
僕の喜びの全てはそこに結束されて在る
そうだよ
kimiが僕を求めて
僕の両腕の中に飛び込んでくる瞬間のような
蒼唯よ!!
R1 05/16 16:03 万甫