命の旅路を
誰も彼も、無数の柵sigaramiに悶えながら
授かった”命の旅路”の行程を刻んでゆく
ヒトとして在る宿命故に
ヒトとして生きる掟の故に
それぞれは
哀楽の悲嘆や感嘆や、苦汁や至福を香辛料に加えながら
甘くて苦い、美味くて不味い日日を
inochiの滋養に変換して旅を続ける
それ故、道中の憤怒も愛欲も、清浄も歓楽も
ひとフリカケの味付けにはなる
Homo sapiensのすべては
その様に存在し
その様に混在し
-偶々のように・・
掌に残るenisiの絲の救いを
天啓の惠として
命の旅路のスケジュールを踏襲してゆく