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降って来るもの

写真と散文とぽえむ

聴心記.Ⅺ

2017-11-24 12:06:41 | 聴心記

                     Ⅺ「太子の耳でも」

 

一族郎党と縁の人の時間が

 恙なく巡りますようにと

何時もの場所に来ると

気を付け!をして両手を合わせる

 一つの日課のように

毎日の最初の願いを奏上するのだ

 

流石に国中の人々や

関西の人すべてとか

 我が町の誰も彼もという訳にもいかないので

そんなに大勢の願いでは

さすがに太子の耳でも聞き取れないだろうから

 一握りの交情ある人たち限定なのは

已むを得ないとして

兎にも角にも、僕は

 門前の小僧のように

其処に佇めば暫し合掌する・・

                    「しるし」

 

有りの儘の風景に

真っ白いccanvasを拡げる

そうして

無垢なるココロに”しるし”を置いてゆくものを

僕は言葉に変換して

無心にwritingしてゆくのだ

 

何時でも

”jinen"の大きな懐に抱かれると

赤子のように

無垢なる画布で居られる

そこに最初の線を描き

そこに最初の点を打ち

そこに最初の想いを刻む

 

毎日がその日限りの旅なら

その最初の一歩は

夢と覚悟と滾る血を抱えて踏み出したい

そのtravelに終止符が打たれるまでは

何時でも毎日その度に

                      「詩人のように」

 

氷雨降る夜明け前の仄暗い風景に

僕は紛れ込んでゆく

 契りが有るのだ

初冬の殊の外の冷たさを

絶え間なく傘を叩く雨の音に感じながら

 とても大切な待ち合わせが有って

状況に関わらず出向かねばならないヒトのように

破れない約束を抱えて出掛ねばならない

 相棒の片割れのように

待ち望んでいた逢瀬のその場所へ

息弾ませて駆けつけるcoupleの男のように

それから、それから

そこに降っているものや

その辺りを過るものを受け取ろうとする

 宛名人の書生のように

新しいイノチの種が在ると信じて

 亡羊の虚無を耕す開拓者のように

 

そんな風に僕は

長靴を履いたpoetのように

 風景の一瞬を横切るのだ

まるで

納得して実印を押した契約書の

 一つの必須項目の勤勉な履行者のように・・

*11/24 12:06

 

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錦秋拾ひ

2017-11-24 07:20:23 | 自然

           ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます!!

 気温6度、快晴ですが風が少し強めに吹いて体感的には零℃に近い感じですが、それがまた、まだぼんやりの続きを貪りたい心身を引き締めてくれる山里の夜明け前です。

 2日前に用事があって故郷に行き、ついでに晩秋の風物を拾ってきました。特別に出かけなくても”錦秋の彩り”に巡り合える!!故郷です

   

      

我が家の前の参道を上ってゆくと村の守り神の「愛宕神社」が。

   

村も我が家も

 

銀杏の巨木が

くうのお墓

母が健在の頃

離れの庭を囲むように僕が植えた銀杏の木が、庭全体を覆うような垣根になっています。あれから最早十年以上の歳月が流れた。

 

 

故郷での”錦秋拾ひ” 

大満足で

11/24 07:20:20 まんぼ

 

 

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