女郎花
知人に お礼の品 送るべく 手配中 店員から 「内のしにしますか 外のしにしますか?」と問われた。ふと 過去何度も贈り物の手配してきたがのしの内・外の正しい区別は正確に知らないままいたことに気が付いた。後期高齢になり少し恥ずかしいが 曖昧に 適当に 使い分けをしてきた。この場は 即座に区分けが解らず とっさに「のしがみは 不要です」できりぬけた。 この際はっきりしておこうと思った。
のし紙は慶弔事にあたり、礼を尽くす姿勢を表すもの。のし紙をかけることが大切であり、内のし・外のしの使い分けには厳密な決まりはありません。ただ、お渡しする状況によって、どちらかがより適切という傾向はあるので、気にかけておくとよい。
「内のしが適切な場合」
うちのしは包装紙にのし書きがかくれるので 渡す時に表書き(贈答品の目的)が見えない。 主に内祝いに用いられる。内祝いには現在では「返礼品」と とらえられているが、もともとは「自分に祝い事あり お裾分けします」との意あり 相手の慶事を祝う贈答品ではない。このことから控えめな表現に感じる内祝いがおすすめ。また、宅配便で贈答品を送る場合 敗走中熨斗紙が傷つかないために うちのしが良いとされている。
「外のしが適切な場合」
外のしは 贈答品をお渡しする時、表書きが先様にはっきり見える。先様に どんな目的で贈ったかが即座に伝わるため、結婚・出産祝いなど適切。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます