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おじい様の独り言

地球一周ウオーキング(4万キロ)に挑戦、 2018.1 目標達成
『おじい様・・』は孫との会話中に 生れた固有名詞です

2121話 「流れに掉さす」 間違っていた解釈 

2019-02-11 | そうだったのか 

 シクラメン 花言葉 清純

 近頃 永年信じていた解釈は 全く逆だったことと知り 唖然となる

(世田谷日和より 

問. 「その発言は流れに掉さすものだ」というとき、「流れに掉さす」の意味は?

1. 傾向に逆らって、ある事柄の勢いを失わせる行為をすること
2. 傾向に乗って、ある事柄の勢いを増す行為をすること
 
答えは2の「傾向に乗って、ある事柄の勢いを増す行為をすること」です。

 「流れに掉さす」とは、水の勢いに乗るように、物事が思いどおりに進行することをいうのです。この問題は、文化庁による平成18年度の「国語に関する世論調査」で出題されたものですが、正答率はわずか17.5%でした。多くの人が、時流や大勢に逆らうという意味で使っているのです。

 花言葉 私は美しい

「棹をさす」とは、船頭が長い棹で水底を押して、船を水流に乗せることをいいます。これによって勢いがついた船は流れに乗って早く進みます。それでは、なぜ間違った意味にとらえる人が多いのでしょうか。ひとつは、昔にくらべて、船頭が棹を操る舟に乗る機会が少なくなったからでしょう。棹をさす、という言葉から、流れを止めたり、逆らったりすることと想像してしまうのかもしれません。もうひとつの原因としては「水をさす」との混同が考えられます。「水をさす」は、うまくいっている物事を脇から邪魔をすることですが、「流れ」と「水」のイメージの近さに加え、同じ「さす」という言葉が入ることで、「流れに掉さす」にも「邪魔をする」というイメージが加わったのかもしれません。


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