昨年暮 綺麗な恰好の良い樹の実が路上に落ちており 持ち帰り 飾っていた。樹の名前が 知りたくなり知っていそうな人に 問うも「よく見かけるけれど名前は?」の返事。調べるも 名前はとうとう解らずじまい、 気になりながら 今日に至る。 今朝 ラジオ体操時 藤川さんより メモを渡された。どうやら 「知り合いの植木屋さんが教えてくれた。調べてみて!」 メモには「モミジバフウ」「アメリカフウ」とあった。
半年がかりで 気になるも 諦めていた名前が判明した。半年がかりで探してくれていた 藤川さんの ご厚意がうれしい。
楓(フウ)
フウ属には葉の形からモミジバフウ(5-7裂)とサンカクバフウ(3裂)がある。前者はアメリカフウ(北米・中南米原産)、後者は単にフウ(中国・台湾原産)、タイワンフウとも呼ばれる。ともに日本で街路樹・公園木などとして普通に植栽され、秋の紅葉が特に美しい。 また、フウは「楓」と書かれるが、カエデはムクロジ目に属し翼果をつけるのに対し、フウ属は雌花の花序が球形で垂れ下がるので区別できる。
「楓」と漢字で書かれている場合、注意が必要です。日本語ではこの字は、「カエデ」と読まれることが多く、カエデ科カエデ属の植物を指します。
一方で「楓」は、別の読み方もあります。「フウ」と読んだ場合は、マンサク科フウ属の植物を指します。
フウ属とカエデ属は、タネの形や実、葉の付き方が大きく異なり、縁故の遠い植物なのですが、両種の葉が似ていて共に美しく紅葉することから、混同されているようです。
モミジバフウ(紅葉葉楓)マンサク科 楓属