【山田洋二監督が選んだ日本の映画名作百本】
家続編50本のうち 25本の放映が終わり 放映された全作品をビデオで見た。人間の条件(6回 9時間半)をまとめて一日で観た。原作も映画も昔見たのに 新たに生々しく胸に迫るものがあった。特に人間の条件後半 終戦となるも戦線では兵隊が中国荒野をさまよい 敵の攻撃を受け、梶(主人公)の隊は彼を含む3名を残して全滅。関東軍が事実上崩壊したと判断した梶は、敗残兵としてひたすら歩き続け、迷い込んだ密林で避難民と遭遇する。梶たちが持っていた食料で何とか食いつなぎ、どこまでも続く密林を進む中、彼らは飢えや食虫毒から次々と亡くなっていく。何とか密林を抜けても、生きるための闘いの日々が続き、梶の目の前にはさらなるむごい現実がつきつけられる 人間の条件は父のことを連想させられ とても重く胸に迫るものがあった。
人間の条件後半で 亡き父のことを連想した 父は戦争末期に 召集され 中国大陸で戦死した。公報によると戦死した日は昭和21年5月21日とある。 終戦日(20年8月15日)より 戦地で日々内地帰還を9ヶ月も 待機中に願いもかなわず三九歳で 亡くなっていたことになる。 当時の親父の心中察すると言葉は出ない。
人間の条件
家続編50本のうち 25本の放映が終わり 放映された全作品をビデオで見た。人間の条件(6回 9時間半)をまとめて一日で観た。原作も映画も昔見たのに 新たに生々しく胸に迫るものがあった。特に人間の条件後半 終戦となるも戦線では兵隊が中国荒野をさまよい 敵の攻撃を受け、梶(主人公)の隊は彼を含む3名を残して全滅。関東軍が事実上崩壊したと判断した梶は、敗残兵としてひたすら歩き続け、迷い込んだ密林で避難民と遭遇する。梶たちが持っていた食料で何とか食いつなぎ、どこまでも続く密林を進む中、彼らは飢えや食虫毒から次々と亡くなっていく。何とか密林を抜けても、生きるための闘いの日々が続き、梶の目の前にはさらなるむごい現実がつきつけられる 人間の条件は父のことを連想させられ とても重く胸に迫るものがあった。
人間の条件後半で 亡き父のことを連想した 父は戦争末期に 召集され 中国大陸で戦死した。公報によると戦死した日は昭和21年5月21日とある。 終戦日(20年8月15日)より 戦地で日々内地帰還を9ヶ月も 待機中に願いもかなわず三九歳で 亡くなっていたことになる。 当時の親父の心中察すると言葉は出ない。
人間の条件