『知足日記』

『知足』とは、『生かされて、生きている』・『必要な物、必要な経験は与えられている』・『すべて必要。すべて良し』と知ること

【1280】「私」は、宇宙全体の一部分ではない

2008-01-25 03:32:00 | 思索
「宇宙の全体性」には、二つの側面があって、
時間的な全体性と、空間的な全体性ですが、
宇宙のなかにある「私」が、「一部分」であることは確かです。
けれども、「部品」ではないのです。

「一部分」ではあるのですが、『「私」が欠けると宇宙全体がなりたたない』とも言えます。
これは、『宇宙に部分はない』という意味でもあります。

別の言い方をしますと、『宇宙は、私がいないと存在しない』のです。

私たち一人一人は、「宇宙の一部」でありながら、「全体」を形作るっているのですから、
「私」がいないと、「宇宙」は成り立たないのです。

問題は、その場合の「私」とは何かということです。
「私」とは、肉体(物質)ではないのです。意識なのです。生命なのです。思いなのです。
つまり、「私」は、「固定した何か」ではないのです。

そのように考えると、肉体が滅んだ後に、「意識(思い)」が残る可能性は多いにあります。(^^;ゞ

つまり、「魂(意識)」が存続すれば、「宇宙」は消えないのです。

「個(魂)」と「宇宙全体」は、表裏一体です。「一即多」なのです。

私(私たち)は、「個」であると同時に、「宇宙全体」なのです。
ですから、「私(私たち)」が「世界平和の祈り」をすれば、
その「思い(波動)」は、宇宙全体に、鳴り響くのです。(^^;ゞ