銀塩写真講座における最終段階
バライタ印画紙を用いてのプリントに取り組みます。
まずは、これまで使用していた
RCペーパーと呼ばれる印画紙との違いの解説から。
最後の水洗工程では
アーカイバルプリントウォッシャーを使用します。
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処方の説明を終えた後は
暗室にてプリントに取り組みます。
引伸機による露光作業はこれまで通り・・・
その後の現像作業は
<現像液> <停止液> <定着液> <水洗>
だったところが
<現像液> <停止液> <定着液> <予備水洗> <水洗促進剤> <本水洗>
となります。
加えて各液の処理時間も長くなります。
アーカイバルプリントウォッシャーでの水洗後は
水滴を拭き取り自然乾燥。
乾燥を急ぐ場合はエアコンの風にあてて乾かします。
手間と時間を掛けて仕上がった写真は
意思を持ったかのようにカーリングした状態となります。
後日、このカールを抑えるため
プレス機にてフラットニングという作業をおこないます。
この日はカールした状態で作業を終えました。
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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