創作実験クラブでは実習以外に
日々の制作や近況報告の時間を
とるようにしています。
近況報告での雑談の中には
多くの気づきがあり
大切な時間と位置付けています。
この日は私の報告からスタート。
内容は、前に本活動にて
紹介を受けて飼育を始めた
粘菌とカタツムリについて。
共に暮らすことでの発見や
彼らの体調についてを報告。
話し出したら止まらない状態に・・・
*
この日は<包む行為の研究>の2回目。
前回の講義を含む簡単な実習を経て
今回は
各々の研究として実習を進めました。
創作実験クラブでは
「まずは手を動かすことから」
をモットーに進めています。
ZOOMでつながる北海道メンバーも
モニターの向こうで
テンポよく様々な実験をされていました。
*
下にこの日の実験の成果を紹介します。
↓
エアープランツは
アルミホイルで先端を遮光され
どうなる?
どう見える?どう変化する?
同じくアルミホイルを用いた実験。
コラグラフに取り組んだ時と
同じ発見がありました。
(写すの変化形)
クリストの包むを模して・・・
<鉛シート・ガーゼ・かしわの葉>
かしわ餅は何故かしわの葉で
包まれているのか?
柏の木は冬になって葉が枯れても
新芽を付けるまで落葉しないことから
「家系が途切れることなく続く」
「子孫繁栄」などの象徴だそうです。
また、葉には
「オイゲノール」という成分が含まれ
殺菌作用があるとのこと。
殺菌→ガーゼ(包帯)を連想。
では、鉛は?
思考がループします。
これは私の実験です。
スプーンを麻ひもで巻きました。
考えがまとまっていませんが・・・
用途を失ったスプーンは
日常品から作品となった???
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考える対象を見つけること
それは表現の種となるかもしれない
・・・と
予感しながら手を動かす段階で
活動は終了。
このような体験を蓄積し
表現の引き出しを増やすことが
創作実験クラブの活動目的です。
この日の実験で
ひとつ引き出しが増えたと思われます。
たぶん。
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて
写真・写真表現・シルクスクリーンetc.
表現の研究活動をおこなっています。
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