青の発色が美しい
サイアノタイププリントを学ぶ
講座レポートです。
日光写真とも呼ばれる技法ゆえ
初日は屋外での露光に取り組みます。
まずは
データチャート作りから。
サイアノタイプは
感光性が低いため扱いやすく
明室での印画紙作りが可能です。
薬品を調合して感光液を作り・・・
紙に塗布して印画紙を作り・・・
快晴の空の下で
5秒
10秒
15秒
30秒
60秒
90秒
3分
5分
10分
と
段階露光をおこないました。
研究所に戻り現像作業へ・・・
露光直後の灰緑から徐々に
青みを帯びた色相に変化します。
現像を終えた青色は
数日後には更に冴えある青となります。
このチャートにより
3分間の露光で
深い青を発色することを確認。
その後は幾枚かのプリント実験をおこないました。
次回は
デジタルカメラで撮影したデータから
ネガフィルムを作り
プリント実験をおこないます。
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。