銀塩写真講座 Step3 、初日のレポートです。
Step3では作品制作を進めます。
・・・ですが
講座では
将来の制作において
もしかしたら役に立つかもしれない
銀塩写真の可能性を考察する
プラスアルファの要素も含めます。
この日は
4×5カメラを用いた撮影と
シートフィルム現像に取り組みました。
大型カメラ初心者の方にとっては
フィルムホルダーにフィルムを入れる練習から。
その後はカメラの取り扱いを学び・・・
いざ、撮影。
被写体はネガ画像!?
モノクロネガフィルムを用いて
ネガ画像を複写する実習です。
このような撮影実習は
徳永写真美術研究所でしか
おこなわれていないと思います。
たぶん。
撮影後は暗室に移動し
フィルム現像に取り組みました。
真っ暗な闇の中での作業となります。
上の写真は現像作業終了直後の様子です。
水洗促進剤に浸し中。
その後は水洗器に移し水洗。
水洗後は
フィルムドライヤーに入れて乾燥。
仕上がりは・・・
上の写真は
ビル群が立ち並ぶ夜景を撮影した画像です。
モノクロポジ画像のフィルムを仕上げて
この日の実習は終了。
<ネガ画像をネガフィルムで撮影してポジフィルムを作る>
奇妙な撮影&現像実習ですが
様々な考察ポイントを含んでいるのではないでしょうか。
記:徳永好恵
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。