この日は
自分の制作を言語化する事について考えました。
言葉で表せないから作っているのです・・・
という話をしばしば耳にします。
確かに
そういうこともあるかも知れません。
しかし
表現活動に携わる者は
好きに見て感じてくださいというスタンスではなく
自分のおこないを説明する義務があります。
何を伝えようとするのかを記す時
制作意図に曖昧な部分があったり
目指す方向と結果が合致していなかったり
そもそも伝える内容がなかったり・・・
そのような状態では
自作についての文章を書く事はできません。
言語化する事は
第三者に対して作品の理解を促すだけでなく
自分の取り組みを客観的に認識するためにも役立ちます。
講座では
様々な分野で活動する作家さんの
ステイトメントを紹介し
その書き方について研究しました。
そして
前回の粘土による制作物に対する
ステイトメントを記す事を宿題としました。
記:徳永好恵
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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