徳永写真美術研究所 運営日誌

本運営日誌は徳永写真美術研究所にておこなわれる活動の記録集です。https://tokunaga-photo.com

■ シルクスクリーン講座 10日目 刷り方の研究

2012年11月03日 | シルクスクリーンプリント講座


この日は
スクリーンを通して刷る魅力とは?

考える刷り実習に取り組みました。



清田先生の指導の下
最初はグラデーションのベタ面を刷りました。



こちらは
テープで凹凸をつけてマスクした版で刷りました。
インクの練り方が不完全で
グラデーションが滑らかではありませんが・・・。

その後
刷り上ったベタ面の上に
前回の授業で作った版を刷りました。



2刷りしただけですが
艶やかな着物地のようなイメージに仕上がりました。



同じ版を使い異なる刷り方にも挑戦しました。
こちらは浴衣地のイメージでしょうか。



凹凸あるベタ面の上には
イーディ・セジウィックの画像が刷られました。

イーディ・セジウィックとは
アンディ・ウォーホルの映画に起用された女性です。
背景のムラのあるベタ面は
イーディの人生を物語っているようにも思えます。

シルクスクリーン

アンディ・ウォーホル

イーディ・セジウィック

繋がります。

実験作ながらも
読み込む作品として仕上がりました。





この日、先生が上の新聞記事を持参されました。
最近、シルクスクリーンプリントが
流行っている?らしいです。

補足
徳永写真美術研究所では
「シルクスクリーンプリント」としていますが
「スクリーンプリント」の標記が一般的です。
今はシルクのスクリーンではなく
テトロンのスクリーンを使う事が多いためです。


記:徳永好恵


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

にほんブログ村 写真ブログへ 人気ブログランキングへ