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TICOブログ

TICO最新情報をお届けします。

3月1日:森山小学校贈呈式

2013年03月04日 | 未分類
3月1日、森山小学校にて贈呈式が行われました

森山小学校では、毎年TICOを通じてザンビアの子どもたちへの支援をしていただいています。
それは、1つの空き缶から始まります。

 子どもたちや先生、保護者や地域の皆様で集めた空き缶の数は、
なんと50,000缶以上
目標は、何でも70,000缶だったそうで、残念ながら目標には届かなかったそうですが、
それでも数の多さには圧倒させられました
年々、アルミ缶の価格は下がっているそうですが、それでも沢山のご寄附をいただきました。

また、昨年にご支援いただいたお礼の報告もさせてもらいました。
ザンビアからの写真やお礼のメッセージを森山小学校のみなさんに届けることができました。
黒板そして教科書に続き、今回は勉強するのに必要なチョークをザンビアのモンボシにある9つの小学校に
寄贈しました
詳しくはこちら

1缶1円にもならない空き缶をコツコツと集めて、やがてこんなにも大きな支援を成し遂げられた
森山小学校のみなさんは本当にスゴイです
TICOとして、そのお手伝いをすることができとても嬉しく思っています

森山小学校のみなさん、先生方、保護者の皆様、
そして地域の皆様、本当にありがとうございました。


これからも、どうぞよろしくお願いします

文責:事務局(近森)

JICA青年研修事業の訪問

2012年12月20日 | 未分類
 12月15日(土曜日)、公益社団法人青年海外協力協会が受け入れているJICA青年研修事業インド地
域保健医療実施管理コース
の研修の一環として、インドから13名の研修員がさくら診療所へやって来ま
した。医師、看護師そして保健医療システムに関わる自治体関係者の方々で構成されています。

最初に渡部先生がさくら診療所を案内しました。研修員の中には、お医者さんも数人いるとのことで、み
なさん興味津々渡部先生を質問攻めにしていました。


また、医療の設備だけではなく、さくら診療所にある薪ボイラーやペレットストーブにも大きな関心を寄せ
ていました。さくら診療所では、化石燃料に頼らない環境に配慮した循環型社会を目指しています。
さらに、英語を話すスタッフが多いことにも驚いていました。

さくら診療所ツアーの後は、吉田先生からの講義がありました。ここでも、様々な質問が飛び出します
ザンビアで稼動している自転車救急車、雨が降ったらどうするのか。また、TICOが活動しているお
産を待つ家について、インドでも似たような施設があるとのことなど、活発な意見交換がなされました。

最後には、研修員を代表してお礼の言葉を述べていただきました。

集合写真

さくら診療所での滞在が、少しでもこれからのインドでの保健医療に役立てることができますように、と願う
ばかりです。

文責:近森(事務局)


JICA青年研修員の訪問

2012年11月08日 | 未分類
11月7日、公益社団法人セカンドハンドが受け入れているJICA青年研修の研修の一環で、
20名の研修員のみなさんが、さくら診療所の見学とTICOの活動を聞きに
やって来ました

今回の研修は母子保健実施管理コースということで、ナイジェリア、シエラレオネ、
セーシェル、レソト、ケニア、エリトリア、ガーナ、スーダン、ジンバブエ、スワジランド、
エジプト、アンゴラから来ている母子保健関係の行政職員、産婦人科の医師、助産師の方々です。

最初に渡部先生がさくら診療所を案内して周りました。研修生のみなさんは興味津々
CT検査室に入るとワォーッという歓声の一声
さくら診療所の設備の充実さに驚かれたようでした。

熱心に渡部先生の説明を聞く研修員のみなさん

その後さくらcafeでのお昼を挟んで、吉田先生の講義が行われました。
まずはTICOの概要を説明、その後吉田先生の青年海外協力隊の話から始まり、何か自分にも出来ることは
ないかと始めたザンビアでの支援、そしてそれは派遣される医師の安定した雇用を確保するためにさくら診療所
が開所されたことにつながっていきました。
海外での医療支援をしながら、今ではさくら診療所は、地域の人々にとって重要な医療機関の一つとなっています。

研修員からも、アフリカでの支援に感謝するとともに、どうしてこんなにも幅広い支援
さくら診療所の運営や海外での医療支援ができるのかといった質問がありました。
それは、human resource(人的資源)があるからだと吉田先生はおっしゃいます。
マンパワーは何事にも勝る大きな力なんですね


その後、研修員のみなさんは次のプログラムのために、さくら診療所を後にしました。
ここでの滞在が少しでもそれぞれの国で生かされることを願っています。

文責・事務局(近森)

へき地医療研修員その3(研修終了)

2012年11月06日 | 未分類
へき地医療サービスを改善するための施策案が作られることを目標に
10月15日から始まった本研修が、3日無事終了しました

11月2日は、研修員のみなさんが個々に作成した計画を発表する日でした。
前々日と丸2日かけて計画を作成していましたが、あまり疲れた様子もなく、
研修員のみなさんは活発に発表そして質問を続けていました。




へき地医療支援の具体策として、医学生が大学を卒業した後に
2年間のへき地医療研修を実施するという案がありました。
それに対して、卒業後にその研修を実施すると卒業してしまっているから
行かない学生も出てくるのではないか、
在学中に研修を実施した方が良いのではないかといった意見がありました。

質問が飛び交う白熱したさくらcafeでは、海外からの支援に対して、
自分の国に今何が一番必要なのかをきちんと示すことも大切である
といった意見などもありました。
問題を分析し解決策を探ることは、また他の課題も見えてくるものなのですね~

この盛り沢山な研修で得たことが、その国のへき地医療対策を支える保健医療体制や
住民参加型の保健活動を向上させることができますようにと切に願うばかりです


全員で記念写真

文責:事務局(近森)

へき地医療研修員その2

2012年10月31日 | 未分類
先週からの研修員の動向をお伝えします

先週月曜は美馬保健所、保健センターに始まり、
火曜:森山小学校での小学生との交流
水曜:ホウエツ病院訪問、木屋平診療所では往診に同行させていただき、
木曜:海部病院、出羽島診療所見学
金曜:上勝では彩事業の紹介、ゼロ・ウェイスト・アカデミーでゴミの分別を見学、
上勝診療所と健祥会を訪問

土曜:TICOユースの学生と交流

というなんとも盛り込みすぎな怒涛の1週間

今週月曜は新しくなった徳島県立中央病院を訪問し、
火曜:さくら診療所の見学・救急対応の実演研修を経て、
今日からは自国の医療サービスを向上するための計画づくりが始まります。
金曜には作成した計画を発表、土曜に本研修が修了します。

さてさて研修員のみなさんは、今まで訪問した様々な機関で
どのようなことを学び吸収したのでしょうか。
どのような改善案が出てくるか、楽しみなところです

本研修ではオープン前のさくらcafeを会議室として利用させていただいています。
今日はハロウィンということで、お手製のニジェール服を身にまとった栄養士さんから
かぼちゃのシフォンをサプライズで提供していただきました



素敵な演出でほっこりしました
明日はいよいよ大詰めです。

文責:事務局(庄田)