TICOブログ

TICO最新情報をお届けします。

地球人カレッジ5月

2013年05月13日 | 地球人カレッジ
*日時:5月10日(金)19:00~21:00
**参加人数:12人(発表者、ネットでの参加者含む)
*場所:さくらcafé
*報告者:松下照美 
モヨ・チルドレンセンター主宰
テーマ:「アフリカで20年・子どもたちと共に」

先月は残念ながらお休みしてしまった地球人カレッジ、1ヶ月ぶりの開催となりました。
この度の講師は、徳島県出身で、現在はケニアのティカで孤児院をされている松下照美
さんをお招きし、アフリカでの20年やこれからについてお話をしてくださいました
今回は、2ヶ月間の帰国キャンペーンを行い、全国約50箇所を回られるとのことで、
今日が初日とのことでた。
また、6月からはスタッフのフランシスさんも来日されるそうです。

とても60歳を過ぎているとは思えないほどエネルギッシュな松下さんはその生き方まで
もがダイナミックでした。50歳になってから英語を勉強され、ウガンダでボランティアを
経験されました。
そして、自分なりの方法で子どもたちと接したい気持ちから、ケニアに「モヨ・チルドレンセンター」
を設立されました。
ちなみに、「モヨ」とは気持ち、ハートという意味だそうです。


あと、数年で今の地位を退き、一役員として子どもたちと接したいと希望を語る松下さん
すでに、後継者を育成されており今回は来日予定のフランシスさんもその1人です。

厳しい現実を目の当たりにされ、それでも一生ケニアで過ごされるとのことで、何か特別なものを松下さん
に感じましたが、それはものすごく個人的な理由で、人生の延長線にすぎない
とおっしゃられました。


国際協力はをすることは特別なことではなく、人それぞれにいろいろな関わり方があることを改めて教えてい
ただきました

これからも、応援しています

地球人カレッジの様子は、コチラからご覧いただけます


文責:事務局(近森)








裸足でサッカー大会!

2013年05月10日 | TICO ザンビア
ザンビア事務所田村です

今月19日から26日にかけての1週間、ザンビア全域で「安全な妊娠・出産啓発週間」
として様々なプロモーション活動が全国各地で開催される予定です。

その一環として、またTICOが一緒に活動している総勢120名のボランティア、SMAG(安全な妊娠・出産支援グループ)
の交流を促すことを目的に、地域別対抗戦SMAGサッカー大会を開催しました。

さすが、サッカー大好き国サンビア当日は90名近くのメンバーが集合しました!!!
結構ルールにもうるさいんですね~。

まずは、みなさんにスペシャルかわいい写真を公開
彼女はモンボシ診療所看護師アイビーの愛孫アイビー。
そうなんです、名前も一緒。可愛くてたまらない孫なのでしょう。サッカーボールを持って微笑む診療所の看板娘

タイトル通り、裸足のストライカーたちが続出スポーツができるような靴を持っていないんですね。
グランドには牛やロバの落としていった糞がたくさんあるのに・・・
ケガ人がでないか心配しましたが、フルコートを縦横無尽に走り回り、年齢を感じさせないプレーを見せてくれました!
メンバーの年齢層は、20代30代は少なく、ほとんどが40代50代の言うなればおじちゃん、おばちゃんなんです

上の写真左の女性や下のゴールキーパーの女性、スカートの下にズボンを履いています
結婚している女性は、夫が許さないとズボンを履けないそうです。
ズボンを履くとお尻の形がはっきりわかってしまうことが履かせたくない理由だとか。
そのため、ズボンを持っていない女性も多く、当日は私たちザンビア事務所スタッフのジャージを貸し出しました
ネットもないゴール。
どこのチームも割と体格のよい女性をゴールキーパーに据えていました
敵への見えないプレッシャーか?!
なぜか、ゴールキーパー楽しくって踊ってます


中には、こんなに張り切ってサッカー仕様の格好で来てくれたメンバーも。

普段は地域の住民に対して安全な妊娠や出産について啓発活動をしているメンバーですが、
「この人こんなにスポーツ神経よかったんだ・・・」とか
「やっぱりあなたタフね~」
と思ったり。いつもとは違う一面が見られて私たちにとっても楽しいひと時でした。

ゲームの合間には、試合を見る為に集まってくれた地域住民に向けて妊産婦保健に関する健康教育も行いました。
彼女は、「自宅でなく施設で安全に出産しよう」というメッセージを呼びかけてくれました



ちなみに私たちTICOもチームを編成して参加しましたよ
サッカー上手なメンバーが入ってくれたおかげで、最終的には1位タイの好成績でした~イェイ

写真はサッカー大会終了後のお昼ごはん。
伝統食であるシマとおかずを中央に置き、同じ地域のメンバーごとに見事に綺麗な輪になって食べている様子
地域の絆をこんなところでも垣間見、ほんわかした気持ちになりました
オレンジ色のシャツは、参加賞として配られたSMAGのおそろいTシャツです


今月の「安全な妊娠・出産啓発週間」には、啓発の横断幕を掲げ地域を練り歩くことも計画しています。
新しいSMAGTシャツに身を包み、気持ち新たにどのような活動を展開してくれるのか楽しみです

文責:ザンビア事務所(田村)



春真っ盛り

2013年05月09日 | 未分類
こんにちは事務局のちかもりです。

先日まで肌寒く感じられたここ徳島県山川町ですが、最近では日中もかなり気温も上がり春の陽気でいっぱいです
春になれば草花は咲き命も多く誕生するこの季節アチラコチラでつばめを多く見かけるようになりました
みなさんのところではどうですか

もちろんここさくら診療所周辺でもつばめが巣作りの真っ最中
先日、さくら診療所の玄関にはあるものが設置されました

つばめの巣がちゃんと写っていないのが、残念です

まだ、ヒナはいないそうなのですが、元気に巣立っていけるようそっと見守っていきたいと思っています

文責:事務局(近森)



平成25年度徳島大学国際協力論

2013年05月08日 | 地球人カレッジ
今年も徳島大学にて、徳島大学、JICAそしてNGOの共同で実施している国際協力論が始まりました
1年生を中心に約150名の学生が受講しています。
4月17日、初回は総合科学部の饗場先生がイントロダクションを行いました。

なぜ国際協力をするのか
なぜ日本人ではなく、外国人を助けるのか
自分に何ができるのか
これは、この講義のメインテーマとも言えそうです。

4月24日の第2回目は高知県にある七里小学校の坂山校長先生が講義していただきました。
どこにでも普通に売っているお弁当の材料がいったいどこから来たのかを考え、世界とのつながりを考えました。
また、坂山先生の青年海外協力隊時代のお話も伺うことができました。
なんと青年海外協力隊の活動がきっかけで教師になろうと思ったそうです。

そして、5月1日の第3回目は、TICOが「もしも世界が100人の村だったら」のワークショップを行いました。
日本に住む私たちが世界のどのような位置にあるのかをこのワークショップを通じて体感してもらいました。約150人もの人数
を世界の人口に割り当て、世界の縮図を教室内に再現してみました。アジアの窮屈さと欧米の広さの違いや様々な格差を感じ取って
もらえたのではないでしょうか

国際協力論は7月末まで、まだまだ続きます受講前と後では、受講生のみなさんにどんな変化がもたらされるのでしょうか

次回のご報告をお楽しみに

文責:事務局(近森)