TICOブログ

TICO最新情報をお届けします。

カンボジアの医師来日研修~その2~

2011年05月31日 | TICO カンボジア
5月27日 13:00~16:00、さくら診療所にて

TICOとセカンドハンド(高松)が2007年より連携して実施しているカンボジアでの救急医療支援事業ですが、今回はその一環としてカンボジアより医師2名を招聘しています(5月19日~)。
滞在期間は約2週間。いくつかの医療機関で救急医療に関する研修を受ける予定です。

さくら診療所での研修はこれが2回目。
*1回目の様子はこちら 
徳島新聞にも取り上げられました!

午前中はさくら診療所の施設や通常の診療を見学し、午後から「外傷診療」についての研修を実施しました。
カンボジアでは、二輪車の交通事故が多発しており、外傷診療は研修には欠かせないテーマです。


前回の研修同様、徳島中央広域連合西消防署の救急隊の方々にも協力いただき、
ダミー患者を使って研修を行いました。

また実際の救急車の内部も見せていただきました。


カンボジアの救急車はストレッチャーと酸素ボンベが載っている程度なのですが、
やはり日本の救急車はハイテクでした

そして救急隊員(日本)の方のきびきびとした動きにとても感動しました
徹底して訓練されている様子が、素人の私でもよくわかりました。
これなら安心して任せられるな、と。

カンボジアで事業を開始する前は、救急車へのイメージも悪く(救急車=死体を運ぶ車など)、
救急隊員や救急医療に携わるスタッフの技術レベルも十分ではありませんでした。

今年で事業は4年目になりますが、現地および日本での研修を通じて、
救急隊員と医療従事者の技術は目を見張るほどに向上してきています。

あとは、彼らの努力が地域の人々に認められ、信頼を獲得していかなければ、、と
日本の救急隊員のレベルの高さを目の当たりにして思いました。
そしてその信頼を裏切らないためにも、常に能力を維持していくことの大切さ
日本の救急隊員から感じてもらえたらいいなと思いました。

文責:事務局(瀬戸口)

自転車救急車、村へ!

2011年05月27日 | TICO ザンビア
ヘルスポストまで徒歩で4-5時間かかる村もたくさんあるモンボシでは、
村からヘルスポストまでの患者さんの搬送手段が大きな課題でした


村の道はこんな感じです。
ぽつんぽつんと家々があり畑がありあとはただただ広い。

重症な患者さんや陣痛が始まった妊婦さんは
牛車を有料で借りたり↓


時には知らせを聞いたボランティアさんがヘルスポストから自転車で迎えに行って、
後ろに座らせて連れてくることもありました
そして中にはヘルスポストに来ることを諦めてしまう人も

そんな状況を少しでも改善すべく、
患者搬送用に『自転車救急車』を導入しました
今回、TICOからの1台に加え他団体から郡保健局を通して寄付された2台の
計3台がモンボシに到着し、3か所の村に配置される予定です。

TICOからの自転車救急車はこちら↓
丈夫で軽くて風通しがよいのがウリ、蚊の侵入も防げます


たくさんの患者さんや妊婦さんの足として
活用されることが期待されています


文責:ザンビア(酒井)

外付けファ〇タ

2011年05月26日 | TICO ザンビア
本日は、何気ない(?)ザンビアの日常の風景からネタをひとつ。

ザンビア人の庶民の足ミニバス。
ある日の移動中見かけたミニバスですが、屋根に何かついてます。
ん?なんだなんだ??



オレンジ色に見えるあの物体です。
はい、近寄ってみましょう。





おっと~~!!?

こ、これは、かの有名なオレンジファ〇タではないでしょうか??

なぜこんな所につけているんだ~~!!こら~~!!


「一体誰がいつ飲むのですか・・・?」

そんなささやかな疑問を胸にしまい込み、日差しを浴びて熱くなっていそうなファ〇タを見て思わずカメラで撮ってしまった私でした。

文責:ザンビア事務所(滝川)


TICOユース 五月祭に出展!

2011年05月24日 | イベント参加
5月21日(土)、徳島大学常三島キャンパスで行われた五月祭に
TICOユースとして出展しました



新たに活動を開始したTICOユースとして、
単独で出展をする初めての機会であったのと、
自分たちが通う大学での出展ということで、この日を楽しみにしていました

五月祭が始まり、訪れた学生さんと話をしてみると、
大学内にも国際協力やTICOに興味を持ってくれている学生さんがいることを知ることができました

同じように国際協力に興味を持っているのに、
これまで会って話をする機会がなかったことを残念に思い、
TICOユースとして、ボランティアや勉強会等を通じて
国際協力に興味を持つ学生同士の繋がりを築く必要性を感じました。

また、TICOユースが行っている、ザンビアの布(チテンゲ)を使ってオリジナルの
小物やアクセサリーを作るボランティアの話を聞いて、
この日様子を見に来てくださった地元の方もいらっしゃいました。

少しずつですが、TICOユースの活動が広まっていることを感じることができ、とても嬉しく思いました。

五月祭でお話をして、TICOユースに興味を持ってくれた方や、資料を手にとってくれた方もいました。
これから先、新たに一緒に活動をしてくれる学生さんと出会えるのではないかと、期待が高まりました

文責:TICOユース(大橋)

カンボジアの医師来日研修~その1~

2011年05月23日 | TICO カンボジア
5月22日(日)9:30~16:00、さくら診療所デイケア室にて

TICOとセカンドハンド(高松)が2007年より連携して実施しているカンボジアでの救急医療支援事業ですが、今回はその一環としてカンボジアより医師2名を招聘しています(5月19日~)。
滞在期間は約2週間。いくつかの医療機関で救急医療に関する研修を受ける予定です。

今回、さくら診療所では救急医療の初期対応についての研修を行いました。


いくつかの症例への対応について寸劇をし、その後、解説をし質疑応答。
また実際にカンボジアの医師たちにも対応をしていただき実践方式で学んでいただきました。


研修の最後にはとてもきれいにアンコールワットが彫られたお皿をいただきました!

まだまだ彼らの研修は続きます

文責:TICO事務局(瀬戸口)


★☆徳島新聞に取り上げられました!!★☆