TICOブログ

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カンボジア医療者 来日研修実施

2012年06月25日 | TICO カンボジア
2012年も公益社団法人セカンドハンド(高松市)と共催で、
カンボジアより医療者の招へい研修を行っています
今回はポチェントン病院よりメディカルアシスタント(准医師)のヒエン・スレイさん(産婦人科医)と
同病院の看護師、レン・マニーさんを招き、高松市を中心に約1週間の実施となりました。

この週末はさくら診療所において2日間、
救急初期対応研修を実施しましたので、ご報告いたします。

23日(土)は午前中、診療所の見学ということだったのですが、
放射線技師さんや臨床検査技師さんから検査結果をもとに症例の丁寧な説明を受け、
診察の様子などを見学させていただきました。


▲放射線技師の亀井さん(中央手前)


▲臨床検査技師の傍示さん(右)

午後はさくら診療所の渡部医師から救急症例の提示と講義があり、
診療所のスタッフのご協力の元、意識消失やショックなどの3つ症例から
対応方法について学びました。



24日(日)はさくら診療所のスタッフはもちろん、西消防署からも応援にかけつけていただき、
午前中は気道確保と呼吸補助の訓練、消防隊員の方から心肺蘇生法とAEDの使い方について説明がありました。



カンボジアの医療者2名だけでなく、参加者全員が人形を使って心肺蘇生法などの訓練を行い、
私も体験させていただきました。

午後は外傷患者の初期対応ということで、気道確保が困難な症例にどう対応するか、
渡部医師からの実践を交えた説明の後、実際にお二人にも取り組んでいただきました。



「こうした体験型のトレーニングはなかなカンボジアでは受けられないのでとても勉強になった、
新しく入ってきたスタッフに帰国後は是非伝えたい」
とスレイさん。今後の二人の活躍に期待が高まります

文責:事務局(庄田)






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カンボジア医療者 来日研修の様子 ~9月編~

2011年09月30日 | TICO カンボジア
先日の記事にも書きましたが、9月18日~21日、25日とさくら診療所で行われた研修についてご報告いたします。

研修の内容は以下の通り。

9月18日(日)AEDの使い方
9月19日(月・祝)気道確保と人口呼吸
9月21日(水)意識障害へのアプローチ(講義)
9月25日(日)バイタルサインからの鑑別診断

今回、研修を受けたのは、
メディカルアシスタント(准医師)のナヴィさんと
TICOのカンボジアでの活動を事務的な面から支えて下さっている薬剤師のソチェンダさんです。


▲心肺蘇生人形を使いながら、AEDの使い方を学ぶ


▲気道確保の方法を寸劇を通して学ぶ


▲実際の症例を使って画像診断について学ぶ

ナヴィ先生はカンボジアでも救急医療の研修を受けて来られており、
TOT(Training of Trainer、指導者育成)を受けたうちの一人でもありますので、
心肺蘇生や気管挿官の技術はすでに十分身に付けておられます。

とはいえ、どう症状を診るか、という問いに対して、当初はやや自信なさげ。
それでも、研修が中盤を迎える頃には、ぐんぐんと知識を吸収して、
きちんと質問に答えられるようになって来ました

毎回思うのですが、カンボジアの先生って知識や経験の吸収スピードが速い!!!!
マジメに研修に取り組んで、きちっと学んで帰られるので、研修の甲斐があるというものです

彼らの今後の活躍に期待です!


文責:事務局(瀬戸口)
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カンボジア医療者来日中!

2011年09月20日 | TICO カンボジア
TICOとセカンドハンド(高松)は16日より2週間、医療者2名をカンボジアから招へいしています。

TICOではさくら診療所と連携し、18日から研修を実施しています


今回は女性2名とあって、こちらもちょっとした日常会話も盛り上がり、
19日は一緒にお好み焼きを作って懇親会を開いたのですが、
うれしそうに作り方を覚えて、
「次にカンボジアにきた際は、私たちが作ってごちそうするわ
とまで言っていただき、楽しい夜を過ごしました

研修の様子はこれからアップしていきますね

文責:事務局(庄田)
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カンボジアの医師来日研修~その3~

2011年06月01日 | TICO カンボジア
5月29日 9:30~13:00、さくら診療所にて

TICOとセカンドハンド(高松市)が2007年より連携して実施しているカンボジアでの救急医療支援事業ですが、今回はその一環としてカンボジアより医師2名を招聘しています(5月19日~)。
滞在期間は約2週間。いくつかの医療機関で救急医療に関する研修を受ける予定です。

さくら診療所での研修はこれが3回目。そして最後の研修になります。
*1回目の様子はこちら
*2回目の様子はこちら

当日は、台風直撃か?!という悪天候。
高松に戻れなくと困るので少しまき気味で実施しました。

今回のテーマは意識障害・ショックへの初期対応です。
と言われても、素人には・・・ですよね

模擬患者の状態を、状況設定や血圧、脈拍、体温等々と合わせて
レントゲンやCTの画像を見ながら、この患者はどんな状態なのか、診断してもらいます。


その後、必要な処置を施し、

彼ら自身にも患者が運ばれてきた時点から、診察→診断→治療を行っていただきました。

当日は、さくら診療所での最後の研修ということで、
カンボジアの医療の現況、
いままでの支援(研修、医療資材)がどのように活用されているか、
今回の研修で自分たちは何に気づき学んだか、
についてご発表いただきました。


日本に来て気づいたこととして、
医療設備が充実している、患者の管理システムが効率的、救急車の対応が早いといった項目が並ぶ中、
患者と医者がよくコミュニケーションを取っている、というのがありました。
一つ一つ確認しながら診断をしているのが印象的だったそうです。
よく見てますね

研修終了証をお渡しして、診療所での研修は終わりです。

お疲れ様でした!

彼らの研修は6月2日まで続き、3日に帰国予定です。

文責:事務局(瀬戸口)
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カンボジアの医師来日研修~その2~

2011年05月31日 | TICO カンボジア
5月27日 13:00~16:00、さくら診療所にて

TICOとセカンドハンド(高松)が2007年より連携して実施しているカンボジアでの救急医療支援事業ですが、今回はその一環としてカンボジアより医師2名を招聘しています(5月19日~)。
滞在期間は約2週間。いくつかの医療機関で救急医療に関する研修を受ける予定です。

さくら診療所での研修はこれが2回目。
*1回目の様子はこちら 
徳島新聞にも取り上げられました!

午前中はさくら診療所の施設や通常の診療を見学し、午後から「外傷診療」についての研修を実施しました。
カンボジアでは、二輪車の交通事故が多発しており、外傷診療は研修には欠かせないテーマです。


前回の研修同様、徳島中央広域連合西消防署の救急隊の方々にも協力いただき、
ダミー患者を使って研修を行いました。

また実際の救急車の内部も見せていただきました。


カンボジアの救急車はストレッチャーと酸素ボンベが載っている程度なのですが、
やはり日本の救急車はハイテクでした

そして救急隊員(日本)の方のきびきびとした動きにとても感動しました
徹底して訓練されている様子が、素人の私でもよくわかりました。
これなら安心して任せられるな、と。

カンボジアで事業を開始する前は、救急車へのイメージも悪く(救急車=死体を運ぶ車など)、
救急隊員や救急医療に携わるスタッフの技術レベルも十分ではありませんでした。

今年で事業は4年目になりますが、現地および日本での研修を通じて、
救急隊員と医療従事者の技術は目を見張るほどに向上してきています。

あとは、彼らの努力が地域の人々に認められ、信頼を獲得していかなければ、、と
日本の救急隊員のレベルの高さを目の当たりにして思いました。
そしてその信頼を裏切らないためにも、常に能力を維持していくことの大切さ
日本の救急隊員から感じてもらえたらいいなと思いました。

文責:事務局(瀬戸口)
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