TICOブログ

TICO最新情報をお届けします。

秘密結社“秘密の畑”

2012年05月24日 | イベント参加
今、TICOでは秘密結社による“秘密の畑”プロジェクトが展開されています

今日はさくら診療所のデイケアスタッフの皆様に
お仕事が終わってからお手伝いいただき、その秘密の畑に潜入

1時間半にわたり、草抜きのお手伝いをしていただきました。



さて、何を育てているのか?
これが育つとどうなるのか??
おいおいブログにアップしていきたいと思います

TICOザンビアの活動のために、国内も頑張ってます
草抜きのお手伝いに来ていただける方、いつでもお待ちしております~!

文責:事務局(庄田)

5月15日 国際協力論@徳島大学

2012年05月16日 | 地球市民教育
みなさんこんにちは

国内事務局の江川です。

5月15日に代表の吉田が徳島大学の国際協力論にて

「TICOとさくら診療所のチャレンジ
 -地方医療を担いつつ地方NGOにできること」
というタイトルで講義を行いました

まずは、吉田の青年海外協力隊派遣時代
マラウイ・Zomba General Hospitalでの勤務の様子、
印象に残る患者さんの話から講義スタート

TICOが運営してきたプロジェクトだけでなく
ルワンダ虐殺時の難民流出、
シエラレオネのダイアモンド紛争など
過去のいくつかの国際協力の事例を用いたり、

アフリカの医療現場の状況を印象的な写真と共に説明したりしながら
プレゼンが進んでいきました

それぞれのプロジェクトの経緯を聞く中で特に印象的だったのは、
ザンビア人が、自ら考え、住民の手で住民の健康を守るという
姿勢を強く持ち、取り組んでいることでした。

トピックも、軍事費や、エネルギー、環境問題など多岐にわたり、
国際協力についてほとんど学んだことのない学生さんでも
とても興味の持てる内容だったように思います

授業の最後には、TICOユースの方も活動紹介に来てくださり、
盛りだくさんの授業でした


文責:事務局(江川)

徳島大学国際協力論「世界がもし100人の村だったら」

2012年05月15日 | 地球市民教育

みなさまこんにちは

4月よりTICO事務局インターンとして着任いたしました江川愛子です。
これからがんばってまいりますのでよろしくお願いします

さて、5月8日に徳島大学の国際協力論で

「世界がもし100人の村だったら」ワークショップをしてきました。

約170名の受講生にそれぞれの
出身、言語、年齢、学歴などを書いた役割カードを一枚ずつ配布しました

カードに書かれた役割によって
大陸ごと、言語ごとなどに小さなグループに何度か分かれていきます

大人数のため、教室内の移動も一苦労

しかし、それぞれの言語の挨拶などを通し仲間を見つけ、
最初は、少し固い表情だった学生さんもワークショップが進むにつれて打ち解けた雰囲気になってきました。

オセアニアの人や、ヨーロッパの人などは、
大陸面積を示すロープの中に入っても
スペースにたくさんゆとりがあるようでした


人口密度が高いアジアの人は、とても窮屈そうですね!

所得分配を示すための飴が大陸ごとに配られると、
チーム間に見られる明らかな格差に多くの学生さんがとても驚いている様子でした

「分けてあげたい。目の前で友達が困っているのなら手を差し伸べたいと思うのに、
少し離れた国の人なら知らない振りをしてしまっている自分が恥ずかしい」などの声が聞こえました

日本で日々の生活をしていると目の前にいない人の生活を思い、
自分の行動を変えていくことが難しいかもしれません。

しかし、今回のワークショップを通して、世界の様子が少しでも可視化され、
これまで意識していなかったことが学生さんの気付きとして生まれたようです。
こちらも嬉しくなります

他にも、100人の内、1人しか大学に通えないということに驚いた。もっとがんばって勉強したい。
自分の生活はとても贅沢なのだと気付いた、生活を改めるように心がけたいなどの意見がでました


このワークショップが何か行動を起こしたり、
これまで目を向けたことがなかった世界の問題を考えるきっかけになれば幸いです

文責:事務局(江川)