2013年3月、IFMSA(国際医療保健連盟)に所属する学生がTICOが活動しているザンビアのモンボシの村で、
2泊3日のビレッジステイを行いました。
北海道大学医学部 箱山昂汰さんから感想が届きましたので、ご紹介させていただきます










































TICO Village Stayの振り返り
3月11日から13日の2泊3日間、TICOのご協力の下で体験したVillage Stayについて述べていきたい。
私がアレンジしてもらったご家庭のお父さんはSMAG(Safety Motherhood Action Group)のメンバーをされていて、ボランティアで自分の村の妊婦さんたちの健康を守っていた。私は、彼の仕事に付き添って多くの家々を回り、たくさんの人と話すことができた。ある家のお父さんは、18人は子供が欲しいとおっしゃっていて(奥さんは3人)、そんなに子供がいるなら1人くらい良いかなと思って、次産まれる子が男の子ならKotaと名前を付けてほしいとお願いした。快く引き受けてくれて、かつ、私のことを忘れたくないからと写真を送って欲しいと言われた。本当に嬉しかった。
振り返ってみると、村の人との出会いひとつひとつが今回のステイでの1番の収穫であったと思う。中でも心に残っているのは、泊めてくれたご家庭の長女さんである。とても素敵な女の子で、私は恋に落ちた。最後の夜、満天の星空のもと、たき火を囲んで2人でいろんなことを話した。その子も私のことを気に入ってくれたようで、”You look very very nice.”と言ってくれた。女の子にそんなことを言われたことなど産まれて初めてであり、どきどきしてしょうがなかった。寝る前に、”Don’t forget me.”と言われた。もちろん、このさきずっと忘れない。ありがとう。
私は将来、国際医療に従事したい。ザンビアに行くまでは何故そうしたいのかと聞かれたとき、したいものはしたいんだ、としか言えなかった。しかし、今回のステイを経て、ある程度はっきりした。いろんなところに行って、いろんな人に出会い、仲良くなりたい。そして、出会った人たちをHappyにしたい。この想いありきで、これからも進んでいこうと思う。
また、村の人たちに1番困っていることは何ですかと聞くと、道が無いから雨季になるとヘルスポストになんてとても行けない、農業用の水をくみ上げるためのポンプが無い、などの答えが返ってきた。医療うんぬん以前の問題で足踏みをしている現状を再確認し、将来、自分が医師になった際、何ができて何ができないのか、思いを巡らせたりした。どうすれば自分の人生をMAXに使ってやりたいことができるのか、今の段階ではとても見当がつかないけれど、これからもじっくり向き合っていきたいと思う。
最後に、たくさんの出会いや考えるきっかけを与えてくれたTICOの方々へ。まだまだ、ひよっこですが、いつの日かビッグになります。見ていてください。この度は貴重な経験の場を提供してくださり、本当にありがとうございました。
2泊3日のビレッジステイを行いました。

北海道大学医学部 箱山昂汰さんから感想が届きましたので、ご紹介させていただきます











































TICO Village Stayの振り返り
3月11日から13日の2泊3日間、TICOのご協力の下で体験したVillage Stayについて述べていきたい。
私がアレンジしてもらったご家庭のお父さんはSMAG(Safety Motherhood Action Group)のメンバーをされていて、ボランティアで自分の村の妊婦さんたちの健康を守っていた。私は、彼の仕事に付き添って多くの家々を回り、たくさんの人と話すことができた。ある家のお父さんは、18人は子供が欲しいとおっしゃっていて(奥さんは3人)、そんなに子供がいるなら1人くらい良いかなと思って、次産まれる子が男の子ならKotaと名前を付けてほしいとお願いした。快く引き受けてくれて、かつ、私のことを忘れたくないからと写真を送って欲しいと言われた。本当に嬉しかった。
振り返ってみると、村の人との出会いひとつひとつが今回のステイでの1番の収穫であったと思う。中でも心に残っているのは、泊めてくれたご家庭の長女さんである。とても素敵な女の子で、私は恋に落ちた。最後の夜、満天の星空のもと、たき火を囲んで2人でいろんなことを話した。その子も私のことを気に入ってくれたようで、”You look very very nice.”と言ってくれた。女の子にそんなことを言われたことなど産まれて初めてであり、どきどきしてしょうがなかった。寝る前に、”Don’t forget me.”と言われた。もちろん、このさきずっと忘れない。ありがとう。
私は将来、国際医療に従事したい。ザンビアに行くまでは何故そうしたいのかと聞かれたとき、したいものはしたいんだ、としか言えなかった。しかし、今回のステイを経て、ある程度はっきりした。いろんなところに行って、いろんな人に出会い、仲良くなりたい。そして、出会った人たちをHappyにしたい。この想いありきで、これからも進んでいこうと思う。
また、村の人たちに1番困っていることは何ですかと聞くと、道が無いから雨季になるとヘルスポストになんてとても行けない、農業用の水をくみ上げるためのポンプが無い、などの答えが返ってきた。医療うんぬん以前の問題で足踏みをしている現状を再確認し、将来、自分が医師になった際、何ができて何ができないのか、思いを巡らせたりした。どうすれば自分の人生をMAXに使ってやりたいことができるのか、今の段階ではとても見当がつかないけれど、これからもじっくり向き合っていきたいと思う。
最後に、たくさんの出会いや考えるきっかけを与えてくれたTICOの方々へ。まだまだ、ひよっこですが、いつの日かビッグになります。見ていてください。この度は貴重な経験の場を提供してくださり、本当にありがとうございました。